ローソン、法人車両向けEV充電スポットを横浜市内2店舗で試験運用開始

　ローソン（東京都品川区）は7月25日、GO（東京都港区）が展開する法人車両向けEV急速充電サービス「Go Charge（ゴーチャージ）」の専用充電スポットの試験運用を開始した。横浜市内のローソン2店舗の駐車場に設置し、8月19日からの本運用に向けて試験運用を開始する。

　試験運用を行うのは「ローソン横浜永田南一丁目店」と「ローソン横浜岡村七丁目店」で、7月25日から順次設置を開始している。

　Go Chargeは、街中に設置される専用のEV急速充電スポットの検索・予約・決済をオンライン上で完結できるサービス。このEV急速充電スポットでは、最短約15分程度で約150キロ走行可能な100キロワットの急速充電器を設置し、発電時のCO2排出量を抑えた再生エネルギー100％の電力を提供している。

　法人車両のEV化にあたっては、充電にかかる時間や運行中に立ち寄れる充電スポットの不足などが懸念となり、商用利用には適さない環境となっていた。Go Chargeでは、効率的な充電が可能になるため、稼働率の低下を防ぐことができ、法人車両のEV化促進への寄与も期待できるという。

　ローソンでは現在、約200店舗の駐車場にEV充電器を設置している。サービス開始時は法人車両のみの対象となるが、2024年度内には個人向けにもサービスの拡大を予定している。