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タピオカブームが終わった今、「ゴンチャ」が新潟県に一店舗だけ出店したワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月1日 8時10分

●目標は1000店舗、どうやって達成する?

 目標の1000店舗という規模感は、「コメダ珈琲店」「ドトールコーヒー」の店舗数に匹敵する。小さい頃からお茶に親しんできた日本人は多いとはいえ、なかなか高い目標設定に思えるが、ゴンチャならではのアドバンテージもあると山下氏は話す。

 「ゴンチャはカフェタイプとティースタンドタイプの店舗があり、小さい物件ならティースタンド、少し大きい16~35坪ほどの物件ならカフェタイプというように、条件に応じた店舗展開ができます。ドリンク中心なので40席を超えるような大箱は難しいのですが、チャレンジがしやすいんです」

●アルバイトを確保しやすい意外なワケ

 ゴンチャの店舗は火も油も包丁も使わない。IH調理器具に必要な電源があれば、通常の飲食店が営業しにくい場所でも機動的に出店しやすい。そのため、商業施設におけるアパレル業態のテナントがメインのフロアでも、飲食業態のゴンチャが“ぽつん”と出店できるのも強みだ。

 また、こうした店の特徴は、アルバイト採用のしやすさにも寄与するという。

 「飲食店のアルバイト採用コストは、1人当たり6万円以上掛かるといわれているのですが、ゴンチャは地方でも都市部でも5000円以下で採用できており、それも地方で出店を進められている背景になっています。服にいやなニオイがつかず、むしろ茶葉の良い香りがつくため、学生のアルバイトさんから『バイト終わりにそのままデートに行ける』という声もありました」

 FCパートナーを確保した上で、物件を選ばない機動性と、人材確保に強みを持つゴンチャ。今後どこまで店舗を増やせるか。

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