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青山商事の「ひんやりTシャツ」が好調 職場で「Tシャツ」が定着?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月1日 6時20分

青山商事の「ひんやりTシャツ」が好調 職場で「Tシャツ」が定着?

ビジネスTシャツが売れている

 「洋服の青山」などで販売している、ビジネスパーソン向けのTシャツが好調のようだ。青山商事(広島県福山市)は昨年も人気だったビジネスTシャツを前年比約1.5倍の数量を用意したものの、4~6月は同約2倍のペースで売れているという。

 人気の背景として、同社は3つのポイントを挙げている。1つめは、夏場が長期化していることを受け、売り場を早く準備してきたこと。2つめは、Tシャツの機能性をPOPで分かりやすく説明したこと。3つめは、ビジネスシーンでのTシャツ着用が定番化してきたことだという。

 同社が今夏展開している2枚仕立てのレイヤードTシャツ(4290円)は、外側(1枚目)と内側(2枚目)にひんやりと感じる接触冷感素材を採用。内側には、放熱効果のある鉱石と水晶をパウダー状まで砕き繊維に練り込む(プリント加工)ことで、体の熱を外へ放出し、太陽からの遠赤外線を遮熱する。結果、衣服内の体温上昇を抑制し冷却効果が長く感じられるという。

●ビジネスシーンでTシャツが定着

 その昔、ビジネスパーソンにとってワイシャツとネクタイは必須だったが、クールビズの浸透によってワイシャツのみのスタイルが広がった。では、Tシャツのみで仕事をする人が増えたのはいつごろなのか。

 青山商事の担当者に聞いたところ「コロナ禍、在宅勤務が広がって、ビジネスシーンで着用するアイテムが多様化しました。ワイシャツ、ポロシャツ、Tシャツなど幅広く着用されていった中で、特にTシャツについては『仕事専用』といった買い方ではなく、『オンオフ兼用で着用できる』といった理由で選ばれている人が多いですね」という。

 ビジネスの世界でもTシャツが浸透してきたわけだが、この流れはいつまで続くのか。また、次はどのようなスタイルが流行るのか。いずれにせよ、暑い夏は今後も続きそうなので、ひんやりさを感じられる素材は欠かせないはずだ。

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