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ワークマンの「ウェアラブルデバイス」が好調 6月に20万点を突破、なぜ?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月2日 5時5分

ワークマンの「ウェアラブルデバイス」が好調 6月に20万点を突破、なぜ?

ワークマンの「ひんやりベスト」が人気

 暑さ対策グッズとして、ワークマン(群馬県伊勢崎市)の「ウェアラブルデバイス」関連のアイテムが売れている。人気を集めているのは、40度の環境下でも「ひんやり」を感じられる「ウィンドコアアイスペルチェベスト」(1万7800円)。ウエアとデバイスがセットになった「ウィンドコアエントリーセットベスト」(9800円)、ファン未使用時はファン部分を隠せる「ウィンドコア リペアテック(R)2WAYハーフジャケット」(3500円)など。

 ペルチェベストの特徴は、電気を通すと冷たくなるペルチェ素子と呼ばれる素材を使用しており、最速、約1秒で冷却が開始すること。冷却面積は76平方センチメートルで、環境温度が25度の場合、表面温度は6度になるという(環境により多少の変化あり)。

 エントリーセットベストの特徴は、このカテゴリーの商品を初めて購入する人に向けて、価格を低く設定していること。首元と脇部分のアームホールのアジャスターで風通りを調節できるほか、背中の内側に冷却剤収納用のメッシュポケットを設けた。水をはじく撥水加工を施している。

 ハーフジャケットの特徴はワークシーンだけでなく、アウトドアやタウンでも着用出来るデザインであること。首元と袖口にあるアジャスターで空気量を調整できるほか、アジャスターを絞ることで風が逃げにくい仕様となっている。

●好調の要因

 ウェアラブルデバイス関連の商品は7~8月に販売が集中するが、今年は6月時点で前年比110%増の20万点を突破した。7月(単月)も好調に推移し、同112%増という結果に。

 好調の要因について、ワークマンは2つの理由を挙げている。1つめは、例年よりも早い段階から暑さが続いたことで、早めに準備をしている人が多いこと。2つめは、年々暑くなっているので、暑さ対策にチカラを入れる企業が増えていることだ。

 今年の夏はまだまだ暑さが続きそうなので、同社は「さらに需要が高くなるだろう」と予測している。

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