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「柏髙島屋ステーションモール」新スペースが登場、どう変わる?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 9時58分

「柏髙島屋ステーションモール」新スペースが登場、どう変わる?

「柏髙島屋ステーションモール」がリニューアル

 髙島屋(大阪市)と東神開発(東京都世田谷区)は9月21日、2023年秋から実施している「柏髙島屋ステーションモール」の大規模リニューアルに伴い、新館10、11階に柏駅直結の複合型コミュニティスペース「BeARIKA(ビーアリカ)」をオープンする。

 百貨店ゾーンでは、9~10月中旬に本館地下1階食料品フロアとS館3階コスメフロアのリニューアルも予定している。

●地域コミュニティの活性化にも取り組む大規模ショッピングセンター

 同店は1973年の「髙島屋柏店」開業を皮切りに、1979年には専門店ビル「ローズタウン」がオープン。1992年の全面改装を経て、髙島屋柏店を核とした「柏髙島屋ステーションモール」として誕生した。2008年には新館開業に伴う大規模リニューアルを実施し、営業面積5万平方メートルを超える大規模ショッピングセンターが完成した。

 2023年秋から実施している大規模リニューアルでは、地域住民から要望の多い食品専門店を加えた一大食品ゾーンなどを構築。「本館」に百貨店機能を集約して利便性を高め、2024年春からは約31店舗が順次オープンしている。

 9月21日にオープンするBeARIKAは、「新しい可能性のありか。そして、そんなのありか!」という発見が生まれ続ける柏の街の居場所を目指す複合型コミュニティスペース。

 新館10階にはオープンスペースとレンタルスペースを設け、オープンスペースはカフェチェーン「ドトールコーヒーショップ」併設で広さ132平方メートルのスペースを誰でも自由に活用できる。

 レンタルスペースは最大120人まで収容可能な「ホール」、大型の鏡壁面を備える「スタジオ」、キッチンカウンターを設置した「キッチン」、小規模イベントに適した「ポップアップ」など、さまざまな用途で利用できるスペースを用意した。

●「SHARE LOUNGE」が千葉県に初出店

 新館11階はラウンジとオフィスの機能を備えており、ドロップインで手軽に利用できるコワーキングスペース「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」が千葉県に初出店。その他、絵画など作品発表の場として活用できる「ギャラリー」や、スモールオフィスや活動拠点として月額利用可能な「ブース」が計10個併設している。

●百貨店の強みを生かしたリニューアル

 本館地下1階食料品フロア(生鮮食品ゾーン)では、青果コーナーを拡大。生産者の顔が見える産直、京野菜、季節の旬を味わえるブランドフルーツを取りそろえるなど、リニューアルを機に拡大する。

 鮮魚・塩干物コーナーでは、旬や産地にこだわった生の一匹丸ごと魚のコーナーを強化。要望に応じて「開き」などの調理サービスに対応する。寿司コーナーでは、旬の鮮魚の寿司を1貫ずつ選び、自分だけの持ち帰り寿司パックを提供する。

 S館3階コスメフロアでは、「アルビオン」や「コスメデコルテ」など人気の4ブランドをリニューアル改装。カウンセリング機能やサービスツールの充実など、コンサル機能を強化する。

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