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サーキュレーター+照明=「サーキュライト」が人気 ドウシシャ、24年モデルの特徴は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月5日 5時5分

サーキュレーター+照明=「サーキュライト」が人気 ドウシシャ、24年モデルの特徴は?

サーキュライトってなに? 風+照明

 サーキュレーターと照明器具を融合させた「サーキュライト」シリーズが売れている。生活関連用品を扱うドウシシャ(大阪市)が扱っており、2024年モデルの商品名は「サーキュライト EZ シリーズ スイング 12畳 音声操作モデル」(希望小売価格3万9800円)。応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を行ったところ、目標を大きく上回る499人からの購入があった(目標金額30万円に対し、購入総額は1295万円)。

 同シリーズの特徴は、風と光の融合をコンセプトに「サーキュレーター」と「LEDライト」を組み合わせていること。2018年に第一弾が登場。一般的なサーキュレーターは床に置くが、本製品は天井から送風するので床のコードが不要になる。「子どもや高齢者と一緒に暮らしていても安心ということで、反響をいただいた」(同社)という。

 その後、リビングや寝室の天井から空気循環を促す「シーリングシリーズ」、熱気や空気がこもりがちな脱衣所などへ風を届ける「人感センサー付きソケットシリーズ」など、さまざまな住環境に合わせラインアップを増やしてきた。

 中でも2022年に販売した「EZ シリーズ」は「取付の簡易化」と「オートスイング機能搭載モデル」を展開することで、売り上げを大きく伸ばしたという。

●2024年モデルの特徴

 2024年モデルは、サーキュライトとして初めてとなる音声認識機能を搭載。本体に向かって「サーキュライト」と話しかけるとスイッチが青く光り、起動する。その後、指定の命令語を話しかけることで、リモコンを使わずLEDとファンの操作を可能にした。Wi-FiやBluetoothなどの無線接続は不要で、本体を設置するだけですぐに使えるようにしたことも、ユーザーから支持されているようだ。

 最大光束(光の明るさ)は約5000ルーメンで、調光10段階、調色7段階、常夜灯2段階に調整が可能。また羽根径を20センチから25センチにすることで、風量が約150%となり、風量は7段階に設定した。

 夏は正回転(下向き)でファンの風を部屋に届け、冬は逆回転(上向き)で床付近の冷たい空気を吸いこんで循環させるようにした。音声認識機能もしくはリモコンで、ファン部分を2段階の角度に調整可能。角度は小さなスペースに風を届ける12度と、部屋の広範囲に届ける18度を設けた。

 人気の要因として、同社は「2018年から販売を開始し、徐々にサーキュライト自体の認知度があがってきたのではないか。また、最新機種は梅雨前に届くようにしたので、タイミングも魅力的に映ったのではないか」と見ている。

 現在、全国の家電量販店や同社のECサイトなどで扱っているが、品薄状態が続いている。

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