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「“この施策おかしい”は褒め言葉」 ファミマ「たぶん40%増量作戦」の狙いは?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月5日 14時10分

「“この施策おかしい”は褒め言葉」 ファミマ「たぶん40%増量作戦」の狙いは?

ファミマが「たぶん40%増量作戦」キャンペーンを開始する

 ファミリーマートは8月6日から、同社の人気商品を値段据え置きで増量するキャンペーン「たぶん40%増量作戦」を全国1万6300店舗で実施する。同社は過去にも同様のキャンペーンを実施しており、第4弾となる今回は12商品を増量。今年は記録的猛暑が予想されることを受け、これまで増量の対象になっていなかったアイス商品を追加。割安感を訴求し、増収を狙う。

●増量キャンペーンは年々話題量が増加

 「40%増量作戦」はファミリーマートが2021年、同社創立40周年にちなんで開始したキャンペーンで、人気商品を値段据え置きで増量させる企画。今年で4年目を迎える。これまで、増量の対象となった商品は好評を博しており、通常商品と比べて菓子類は3倍、サンドイッチ類は4倍、スイーツ類は10倍売り上げが伸長しているという。

 SNSやWebでの話題量は年々増加しており、「ユーザーからの『頭おかしい』『狂気じみたキャンペーン』といった評価は褒め言葉として受け取っている」と、同社商品本部の阿部大地氏は話す。加えて、今年の施策に「たぶん」を冠した理由について阿部氏は「『どれほど増量しているか』というワクワク感を体験いただきたいため」と説明する。

●取り扱う商品は?

 今回増量の対象となる商品は「ファミチキ」(230円)、明太海苔弁当(460円)、「バタービスケットサンド チーズ」(248円)など12商品。同施策の対象としては初めてのアイス商品である「たべる牧場ミルク」(218円)も取り扱う。同施策は8月6日から、週替わりで4商品ずつ展開する。

 阿部氏はこれまでの「40%増量作戦」はいずれも販売が順調に推移しているとし、今年は「昨年以上の売り上げを目標としている」と意気込んだ。

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