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週休3日企業は、本当に休めている? 導入でむしろ「悪化したこと」とは

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月28日 7時30分

週休3日企業は、本当に休めている? 導入でむしろ「悪化したこと」とは

週休3日制のメリットとデメリットとは

 一部の自治体や企業で導入され始め、注目を集めている「週休3日制」。実際に、社員は3日休むことができているのか。その実態について、キュービック(東京都新宿区)が調査を実施した。

●導入企業では、本当に「週3日」休めているのか

 週3日制を導入している企業に勤めている人のうち、「毎週休んでいる」「大体休めている」「たまに休めている」とした人は、合わせて85.7%に上った。内訳は「大体休めている」が40.4%、「毎週休んでいる」が31.4%、「たまに休めている」が13.9%。大多数の社員が、毎週ではなくても週休3日制を活用できている様子が明らかになった。

 一方で「ほとんど休めていない」とした人は5.8%、「全然休めていない」とした人は8.5%となり、休めていない人も一定数いることが分かった。

 週休3日制になってよかったこととは。最も多かった回答は「プライベートに使える時間が増えた」だった。以降は「心身ともにストレスが減った」「平日休みが取れる」と続いた。

 一方で、週に3日休むことのデメリットについて、最も多い回答は「出勤日に仕事が詰まってしまい余裕がなくなった」だった。2番目は「給料が減った」、3番目は「残業が増えた」と続いた。

 休みが増えても仕事量が変わらない場合、効率的に仕事をこなす必要がある実態が明らかに。また、2番目に多かった「給料が減った」という回答は「休みが増えた分給料が減る」仕組みを導入している企業への不満だと考えられる。

 調査は6月24~27日にインターネットで実施。週休3日制を導入している企業の社員223人から回答を得た。

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