1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

フリーランスに聞く、老後資金の貯め方 「保険」「預貯金」を超えた1位は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月26日 7時40分

フリーランスに聞く、老後資金の貯め方 「保険」「預貯金」を超えた1位は?

フリーランスは老後資金をどのように貯めているのか

 老後資金の蓄えが「ある」としたフリーランスは2割──。そんな結果が、フリーランス特化型金融支援サービスを手掛けるGMOクリエイターズネットワーク(東京都渋谷区)の調査で分かった。 厚生年金制度や退職金といった制度がないフリーランスは、老後資金をどのように貯めているのか。

●老後資金「ない」79% どう貯める?

 老後資金の蓄えが「ある」とした人は21%だった。必要だと思う老後資金を100%として、現在の貯蓄はどれくらいか尋ねた。その結果「31~50%」が最も多く25.4%に上った。老後資金の蓄えがあっても、必要と思う金額の半分以下しか蓄えられていない人が多い結果となった。

 老後資金の貯め方について、最も多い回答は「株式・投資信託等(NISAなど)」となり62.7%を占めた。次に「預貯金」(57.6%)、「確定拠出年金(iDeCoなど)」(49.2%)と続いた。2024年1月からスタートした「新NISA」の影響もあり、株式・投資信託への注目度が高まっていると推測される。

●5割が国民年金制度に「不安」 理由は?

 フリーランス・個人事業主が加入する国民年金制度について「不安を感じる」「やや不安を感じる」とした人は合わせて50.3%と半数に上った。

 「不安を感じる」とした理由については「将来支給される年金額では足りない」が最も多く75.6%。その他「年金財政が維持できるのか不安」(51.9%)、「この先どんな制度変更があるか分からない」(46.3%)といった回答が上位となった。

 国民年金保険料の納付5年延長案が検討されていることについて、適切だと「思う」とした人は25.8%にとどまった。

 「適切と思う」とした人からは「平均寿命が伸び、最近の高齢者も若々しいから」(30代/デザイナー)、「これだけ財政が苦しくなっているので仕方がない」(60代/配送・運送)といった意見が寄席られた。

 一方で「適切と思わない」とした人からは「延長されたところで、返ってくる金額は低いと感じる」(50代/エンジニア)、「現状でも払う期間が長いと感じる。さらに長くなったら年金を受け取りづらくなるだけ」(30代/ライター)といったコメントが集まった。

 調査は、6月27日~7月7日に実施。同社の運営する「FREENANCE byGMO」に登録しているユーザーを対象とした。有効回答数は563件。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください