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最近ぜいたく品になってきたと感じるモノやサービス 2位「魚・海産物」、1位は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月14日 17時15分

最近ぜいたく品になってきたと感じるモノやサービス 2位「魚・海産物」、1位は?

最近ぜいたく品になってきたと感じるモノやサービス 2位「魚・海産物」、1位は?

 2022年以降、多くの食品で値上げラッシュが続いている。マーケティングリサーチ事業を行うクロス・マーケティング(東京都新宿区)は、全国の20~69歳の男女を対象に「価格に関する調査(2024年)」を実施した。最近、ぜいたく品になってきたと感じるモノやサービスの1位は「外食」(124件)だった。

 2位は「魚・海産物(うなぎ・サンマなど)」(87件)、3位は「旅行」(62件)、4位は「自動車」(43件)、5位は「アイス、スイーツ、デザート」(42件)となった。

 外食と答えた人からは「ラーメンや回転寿司などの普段使いの店から、ちょっと特別な店まで全体的に値段が上がっている」(50代女性)という声が聞かれた。旅行と答えた人からは、「USJやディズニーランドに行くことがぜいたくになってきている」(30代女性)といった意見もあった。

●食品の価格が思ったより高かった場合、どのように行動する?

 買おうと思っていた食品の価格が思ったより高かった場合、どのように行動するか尋ねた。最も多かったのは「代わりになる、別の種類の食品を買う」(35.3%)、次いで「その食品を買うのをあきらめる」(34.3%)、「賞味期限間際で割引になっているものを買う」(31.4%)という結果だった。

 上位は2023年5月の調査と大きな差は見られなかったが、「他で安く売ってる店が無いか探す」は22.5%と6ポイントほど減少した。

●食品の最適と思う価格は低下

 ペットボトル飲料やたまご、食パン、カップラーメン、ハンバーガーの適正価格についてPSM分析(価格に関する4つの質問から、モノやサービスの受容価格帯を明らかにする分析手法)を行った。

 食品の最適価格(最も商品を買う人が多いと想定される価格)は、500ミリリットルのペットボトル飲料が130円、たまご10個が199円、食パン1袋が180円、カップラーメンが149円、ハンバーガーが299円となった。

 たまごとハンバーガーは2023年5月調査と比べて、「上限価格(これ以上高い価格になると市場に受け入れられなくなる価格)」「妥協価格(この程度の価格なら買ってもよいと思う価格)」「下限価格(これ以上安いと品質に不安を感じられるようになる価格)」はいずれも下がり、特にハンバーガーの上限価格は約200円低下し500円となった。

 今回の調査は、全国の20~69歳の男女を対象にインターネットで行った。期間は7月26~29日、有効回答数は1100人。

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