1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「きもい」と入力したらイエローカード SNSでの暴言を抑止 スマホ用日本語入力アプリ「Simeji」が新機能を追加

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月16日 12時5分

「きもい」と入力したらイエローカード SNSでの暴言を抑止 スマホ用日本語入力アプリ「Simeji」が新機能を追加

「誤解を招く恐れがあります」と表示された注意喚起

 スマホ用日本語入力アプリ「Simeji」を提供する中国テック企業バイドゥは8月15日、SimejiにSNSトラブル軽減を目指した新機能を追加した。追加した機能は「注意喚起機能」と「表現の提案機能」の2つ。同機能は函館西高校(北海道函館市)の生徒と共同開発した。

 SNSでのコミュニケーションが普及した昨今、テキストでのコミュニケーションがトラブルに発展する事例が多く生まれている。こうした現状を課題視した函館西高校の生徒は、バイドゥに新機能のアイデアを直接提案。バイドゥはこの“アイデア持ち込み”を受け、新機能の開発に着手した。

 「注意喚起機能」では、「きもい」「きえろ」といった攻撃的な語句を入力した際、画面に「誤解を招く恐れがあります」という注意文を表示させる仕様とした。「表現の提案機能」は、「なんでくるの?」「だる」といった受け取り手にネガティブに取られやすい語句を打ち込む際、「なんで来てくれるん?」「大変だね」といった変換候補を提案する仕様だ。

 それぞれの機能が対象とする語句は、函館西高校の生徒及びSimejiの一般ユーザー向けにアンケートを実施し、募った。

 バイドゥのプロダクト事業部責任者である古谷由宇氏は、今後もニーズに応じて対象語句を追加する方針だとした。その上で、SNS上のトラブルを回避するためには「テキストを送信する前に思いとどまる時間があることが重要。Simejiはその役割を果たせるのではないか」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください