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10社に1社が「猛暑で売上アップ」 好調となった意外な商品・サービスは?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月17日 7時5分

10社に1社が「猛暑で売上アップ」 好調となった意外な商品・サービスは?

猛暑で好調の業界・商品は?(提供:ゲッティイメージズ)

 記録的な猛暑が続く中、帝国データバンクは「猛暑で売り上げが伸びた商品・サービス」と「企業の猛暑対策」に関する調査を実施した。

 自社が手掛ける商品・サービスの中で、2024年の猛暑をきっかけに売り上げが伸びたものが「ある」とした企業は11.4%だった。「ない」が80.5%、「分からない」が8.1%だった。

 「ある」と回答した企業を業界別に見ると、「小売業」が30.5%で最多となった。「卸売業」が20.1%で続いた。

●エアコン・空調が好調、外出控えで意外なサービスも

 売り上げが伸びた具体的な商品・サービスとして、最も多く挙げられていたのは「エアコン・空調関連」だった。清涼飲料水やアイスクリームの包装資材など、「食品関連」も売り上げを伸ばしたほか、夏物の衣料や作業服などの「衣類関連」、冷却グッズなどの「熱中症対策関連」も好調だった。

 また、電気代の上昇や電力需要の逼迫(ひっぱく)を受け、太陽光発電や蓄電池などの「省エネ・再エネ関連」も好調に。

 夏休みを迎えたことで「レジャー・宿泊関連」も挙がった一方、猛暑による外出控えから「オンラインセミナー・オンライン教室」「室内遊びのゲーム・ジクソーパズル」の売り上げが伸びた企業もあった。

●9割の企業が猛暑対策を実施

 猛暑を受けて自社で何らかの対策を行っている企業の割合は、89.7%に上った。実施・実施を検討している具体的な対策としては、「健康状態の把握」が47.9%で最多に。「水分・塩分補給品や冷却商品の支給」(46.1%)、「クールビズの実践(制服や作業服の変更などを含む)」(44.0%)、「扇風機やサーキュレーターの活用」(43.3%)が続いた。

 これに対して、「休憩時間の追加・延長」(12.3%)や「臨時的な休暇の設定」(4.3%)、「時差出勤やフレックスタイム制の導入」(4.7%)、「リモートワークの強化」(3.7%)など、稼働時間や柔軟な働き方に関連する対策を実施している企業の割合は、比較的低水準にとどまっている。

 調査は2024年8月7~13日、インターネット上で実施。1572社から回答を得た。

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