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企業の“D&I”観、学生の6割「志望度アップ」の要因に 注目しているポイントは?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月19日 6時10分

企業の“D&I”観、学生の6割「志望度アップ」の要因に 注目しているポイントは?

26卒学生は「D&I」を推進する企業をどう捉えているのか

 「ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)」に関する企業の考え方を知ると、「志望度が上がる」学生が6割以上――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。2026年卒業予定の学生は、企業のD&I推進の取り組みを、どのように捉えているのだろうか。

●“D&I”への考え方、6割の学生が「志望度が上がる」要因に

 就職活動において、企業のD&Iに関する考え方を知ると「志望度が上がる」とした学生は24.3%に上った。「どちらかといえば志望度が上がる」(38.0%)と合わせると、6割以上に上る結果となっている。

 「志望度が上がる」とした学生からは、「利益追求だけではなく、社会的責任を果たしている企業には好感が持てる」「多様性を大事にする会社は、社員の個性や価値観を尊重する土壌がありそう」といった声が上がった。

●注目している点、最多は「働き方の制度・柔軟性」

 D&Iに関する企業の取り組みを知るために注目している点は、「働き方の制度・柔軟性」が51.8%で最多に。「従業員の満足度」(45.3%)、「男女比率」(40.2%)、「勤続年数」(34.4%)が続いた。

 回答の理由としては「長く同じ会社で働きたいと考えているので、働き方の制度に注目している」「従業員の満足度が会社の発展につながっていると思う」「男女比率に偏りがあると、多様性を受容している企業とはいえないと思う」「勤続年数の長い人が多い企業は、多様な人材が活躍できる環境が整っているイメージ」といった声が寄せられている。

●情報収集で活用したいものは?

 D&Iに関する企業の取り組みを知るために活用したいものとしては、「企業ホームページ」が76.8%で最多に。「採用ホームページ」(57.2%)、「会社案内パンフレット」(34.4%)が続く結果となった。

 具体的には、「企業ホームページが最も手軽にアクセスできる」「気になった企業の企業ホームページや採用ホームページは必ず見るようにしている」といった声や、「なるべく多くの情報ソースを使い、多角的な視点で企業の取り組みを見たい」といった声が上がっている。

 調査は7月24日~8月6日に学情のサイト「あさがくナビ2026」への来訪者に実施。276件の回答を得た。

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