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新卒の4人に1人が「3年以内の退職」を希望 なぜ?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月11日 7時15分

新卒の4人に1人が「3年以内の退職」を希望 なぜ?

2024年の新卒社員の4人に1人が「3年以内の退職」を希望しているという。なぜか?

 マイナビが2024年の新卒入社を対象に実施した調査から、新卒の4人に1人が「3年以内」に退職を希望していることが分かった。新入社員は将来への不安、配属に対してどのような考えを持っているのか?

 「今の会社であと何年ぐらい働くと思いますか?」という質問に対し、25.9%が「3年以内」と回答した。男女別では、男性は18.5%、女性は33.3%が「3年以内」と回答しており、男女間で差が見られた。

●新卒の会社、なぜ退職を考える? 入社2カ月時点で「辞めたい」の声も

 現在の会社で長く働き続けるつもりがない理由として、最も多かった意見は「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」(30.3%)だった。男性が19.6%に対し、女性が38.0%と約2倍の結果となり、女性は環境の変化に備え早めにキャリアプランを立てていることがうかがえる。

 すでに退職の可能性を感じた新入社員もいる。入社2カ月時点で「会社を辞めたい」と思ったことがある新入社員は33.4%に上った。そのうち転職活動をしているのは3.4%にとどまっており、不満を持ちながらも勤務を続けていることが分かる。

 退職しない理由の1位は「もう一度就職活動をしたくないから」(30.7%)だった。以降、「辞めると言いづらいから」(24.7%)「上司や先輩、同僚に恵まれているから」(18.7%)と続いた。

●1割が「配属ガチャ、外れた」 一方でポジティブな意見も

 勤務地・配属先共に希望通りだった人は59.9%だった。一方、配属先や勤務先が思い通りではない、いわゆる「配属ガチャに外れた」と感じている新入社員は11.1%にとどまった。

 配属ガチャについては「まずは配属されたところでできる限り頑張ることが大切」「幅広い分野を経験できるのでメリットが大きい」といった肯定的な意見もあれば、「希望が叶わなかった場合、転職に影響する」「心的に負担がかかる可能性がある」といった否定的な意見も挙げられた。

 調査は2024年に新卒入社した男女800人(22~23歳の男性400人、女性400人)を対象にインターネットで実施した。調査期間は6月7~9日。

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