1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ファミマ、200円超え「高付加価値おにぎり」続々投入 物価高でも強気なワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月26日 15時45分

ファミマ、200円超え「高付加価値おにぎり」続々投入 物価高でも強気なワケ

ファミマが「絶品おむすび」4種類を発売

 ファミリーマートは8月27日、和食レストラン「賛否両論」と洋食レストラン「上野精養軒」監修の「絶品おむすび」全4種類を発売する。おむすび専門店の増加やインバウンドによる需要の高まりを受け、高付加価値商品のラインアップを強化する狙い。

 第一弾として賛否両論監修の「ごちむすび 一本釣近海まぐろのツナ いぶりがっこ入り」(240円)、上野精養軒監修の「ごちむすび 銀鮭のムニエル風(タルタルソース)」(258円)を発売する。

 「ごちむすび 一本釣近海まぐろのツナ いぶりがっこ入り」は、一本釣りされたびんながまぐろのツナのチャンク(かたまり)を崩して使用した商品。マヨネーズを使用せず、チーズで滑らかさを出したという。

 「ごちむすび 銀鮭のムニエル風(タルタルソース)」は、香草やワイン濃縮調味液、にんにくなどで味付けした銀鮭の切り身を使用し、打ち粉をした後、ムニエル風に焼き上げた商品。

 9月3日からは第二弾として「生姜ごはん ツナからし醤油」(158円)、「スモークサーモン ペッパーおむすび」(176円)を順次発売する。

●おにぎり需要は増加の一途

 ファミリーマートによると、近年、おにぎり専門店やインバウンドの増加に伴い、おにぎりに再び注目が集まっているという。総務省の家計調査(2人以上世帯)では、2023年の「おにぎり・その他」の消費支出額が前年増加率14.3%の5909円と増加している。

 同社はおにぎり消費の拡大を受け、「パリおむすび」「クリームチーズおむすび」といった変わり種おにぎりや、「ごちむすび」「サンドおむすび」といった高付加価値商品を展開してきた。「ごちむすび」シリーズの累計販売数は2億8千万食に達している。

 ファミリーマートの白戸栄良氏(デリカ食品部 米飯グループ マネジャー)によると、ファミリーマートのおにぎりで最も売れているおにぎりの具は「しゃけ」「ツナ」関連であり、「ラインアップを拡充することで、まだまだ売り上げを伸ばせるのではないか」と考え、本商品の開発に至ったという。なお、物価高の昨今であっても「中価格帯」のおにぎりが依然として売れているといい、同価格帯の商品力を強化する狙いもあるとした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください