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中間管理職の6割が「孤独」 負担が大きいと感じている割合は7割にも

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月29日 17時15分

中間管理職の6割が「孤独」 負担が大きいと感じている割合は7割にも

中間管理職の6割が「孤独」 負担が大きいと感じている割合は7割にも

 リモートワークや転職が当たり前になった昨今、多様な人材をマネジメントする「ミドルマネージャー(中間管理職)」に課せられる負担が大きくなっている。マネジメントコーチングサービスを展開するmento(東京都渋谷区)は、従業員が100人以上の企業の中間管理職(課長・部長・事業部長)を対象に「ミドルマネージャーの実態調査2024」を実施した。自身のマネージャーの職務内容について、68.0%が「負担が大きい」と回答したことが分かった。

 内訳は「負担がとても大きい」と答えた人は12.2%、「負担が大きい」は28.5%、「どちらかというと負担が大きい」は27.3%だった。一方、負担が少ないと答えた割合は、合わせても1割未満だった。

 負担が大きくなっている背景として、最も多かったのは「ハラスメントに気を付ける必要性が増している」で37.3%。次いで「働き方改革で部下の業務時間が減った分、管理職に負担が寄っている」が34.7%、「キャリア自律で部下の一人ひとりのキャリアを考える必要が高まっている」が29.3%だった。就業観や働き方が変化する中、新しいマネジメントスタイルへ変革することが大きな課題になっている様子がうかがえた。

●マネージャーとして孤独を感じるか

 マネージャーとして孤独を感じることがあるかという問いに、「非常に感じる」と答えた人は10.7%、「感じる」は23.1%、「少し感じる」は29.4%と、合わせて63.2%が孤独を感じていた。

 孤独を感じる要因として思い当たるものを聞いた。最も多かったのは「上司と部下との板挟みになっているため」で41.9%、次いで「マネージャーとしての振る舞いが求められるため」が36.7%、「本音を打ち明けられる人がいないため」が36.2%だった。ミドルマネージャーの立場として、板挟みや本音を話せない葛藤があるようだ。

 今回の調査は、従業員が100人以上の企業の中間管理職(課長・部長・事業部長)を対象に、インターネットで行った。期間は7月29~30日、有効回答数は1075人。

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