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ローソン、アバターが接客する新店舗 AI技術の活用で相互コミュニケーションが可能に

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月3日 15時36分

ローソン、アバターが接客する新店舗 AI技術の活用で相互コミュニケーションが可能に

ローソンJAM BASE店(プレスリリースより引用、以下同)

 ローソンとアバター事業を手掛けるAVITA(東京都品川区)は9月6日、AI技術を活用した新店舗「ローソンJAM BASE(ジャム ベース)店」をオープンする。同店舗では、一部店舗で導入しているアバター接客を実施する他、相互コミュニケーションが可能なアバターも導入する。

 今回オープンする新店舗はJR大阪駅北側の「うめきた」エリアで開発が進められている「グラングリーン大阪」内に位置。ローソンはアバター接客を取り入れた店舗を2022年11月から導入しており、現在は6都府県(東京都、大阪府、福岡県、埼玉県、千葉県、神奈川県)・14店舗で展開。新店舗でも導入予定だ。

 イートインコーナーには、状況にあったリアクションや発声をすることで、相互コミュニケーションが可能なAI技術を活用したアバターを設置する。同社は2023年2月に、アバターオぺレーターが遠隔で商品などをPRする「ローソンアバターストア」の実証実験を実施。伝統工芸品などの生産者がアバターとなり、ローソン店舗で利用客と双方向のコミュニケーションを取りながら商品の魅力や生産者の思いを伝える取り組みを行った。

 アバターの導入により、時間や場所、年齢、性別といった制約の無い働き方と、1人のオペレーターが複数店を受け持つなどの効率的な人員配置による人手不足対策が期待されている。同社は「今後もデジタル技術を活用した『新しい便利』と『温かい未来』の実現を目指す」とコメントした。

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