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総務の「情報収集」、どうしてる? 経営と現場、社外の情報を集めるポイント

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月12日 5時15分

総務の「情報収集」、どうしてる? 経営と現場、社外の情報を集めるポイント

総務の情報収集に関する調査結果(出所:写真AC)

 総務担当者は「情報収集」をどのように認識しているのか。月刊総務(東京都千代田区)が手掛ける総務専門誌『月刊総務』の調査によると、7割以上が「情報収集に注力している」と回答した。

 「とても力を入れている」「やや力を入れている」を合わせ、最も回答率が高かったのは「現場からの情報収集」で、75.7%だった。次点は「社外の最新情報の収集」で73.8%。最も回答率が低いのは「経営からの最新情報の収集」で71.9%だった。

 現場から情報を収集する方法では「社員へのヒアリング」(61.2%)が最も多く、「社内のさまざまなフロアへ足を運ぶ(ぶらぶら総務)」(47.6%)、「社内会議への参加」(39.8%)が続いた。

 経営からの情報収集方法では「会議の議事録の閲覧」(55.3%)が最多。以下「経営会議への参加」(36.9%)、「ミーティングの実施」(35.9%)が続いた。社外の情報収集では「インターネット検索」(78.6%)が1位だった。

●課題は「リソース不足」がトップ

 総務部門で情報収集が必要な理由として、最も回答が集まったのは「労働環境を改善させるため」(73.8%)。「社内の問題点を早期に発見するため」(71.8%)、「従業員満足度を向上させるため」(69.9%)が続いた。情報収集に関する課題では「情報収集のためのリソース不足」(47.6%)、「社内の協力体制の不足」(46.6%)、「情報分析力の不足」(42.7%)がトップ3となった。

 リモートワークとオフィス出社を併用するハイブリッドワークにおける社内の情報収集のポイントでは「定期的な情報共有の機会設定」(54.0%)と回答した人が最も多かった。2位は「社内コミュニケーションツールの導入」(47.6%)、3位は「情報の一元管理」(39.7%)という結果に。

 情報収集力を高めるために行っている取り組みの1位は「外部セミナー・研修の受講」(57.3%)。2位は「他部署との連携強化」(37.9%)、3位は「デジタルツールの導入」(30.1%)が続いた。

 7月10~17日にインターネットで調査した。対象は『月刊総務』読者と、Webメディア『月刊総務オンライン』のメルマガ登録者などで、回答者数は103人。

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