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大人の読書実態、「全く読まない」「月に1冊以下」が半数以上に 理由は「時間がない」

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月12日 17時15分

大人の読書実態、「全く読まない」「月に1冊以下」が半数以上に 理由は「時間がない」

大人の読書実態、「全く読まない」「月に1冊以下」が半数以上に 理由は「時間がない」

 年賀状印刷サービスの提供を行うフタバ(名古屋市)は、20~70代の男女200人を対象に「大人の読書に関する実態と意識」を調査した。1カ月に読む本の冊数は、最多が「全く読まない」で60人、次いで「1冊」が59人と、合わせて半数以上が「1冊以下」だったことが分かった。

 一方で、「5冊以上」読むという層も1割程度いて、大人の読書習慣には大きな個人差があることがうかがえた。

 「全く読まない」と答えた人の理由では、「やることが多過ぎて時間が無い」(30代男性)、「仕事や家事、子どもの用事があり時間がないため」(30代女性)、「どんな本を読めばよいか分からず探すのが面倒に感じる」(20代男性)、「スマホばかりいじっていて本を読まなくなった」(40代女性)などの声が聞かれた。

 フタバは「大人の読書離れの原因として、多くの人が『時間がない』『他のことを優先する』を理由としていて、日常で読書時間を確保できないと感じていることが分かった。また、読書に対する苦手意識がある人もいた」とコメントした。

●読書を始めたいと思う?

 「全く読まない」と答えた人に、読書を始めたいと思うか尋ねた。「はい」と答えた割合は46.7%、「どちらとも言えない」は25.0%と、読書を全くしない中でも読書に対する関心はある人が7割程度いることが分かった。

●1日の読書時間は?

 月に1冊以上の本を読むと答えた人を対象に、「1日の読書時間」を聞いた。最も多かったのは「15~30分未満」、次いで「30~45分未満」「45分~1時間未満」と、1日の読書時間を30分未満に設定している人が多く、短時間でも読書を続けるスタイルが多いようだ。

 一方で、1時間以上の読書を習慣としている人は1割程度、3時間以上費やす人はさらに限られていた。

 1カ月に1冊以上の本を読むと答えた人に「よく読む本のジャンル」を尋ねた。「SF小説と、ファンタジー小説」(30代男性)、「ビジネス・経済関連」(50代男性)、「自己啓発 エッセイ 実用書」(50代女性)、「歴史もの」(30代女性)など読まれる本のジャンルは多彩で、「小説」「エッセイ」「歴史もの」など、個々の嗜好(しこう)やライフスタイルに応じた選択がなされている傾向がうかがえた。また、「ビジネス関連」「自己啓発」「研究に関連する参考書」などの仕事や学業に関連する本を中心に読んでいる人も多かった。

 今回の調査は、20~70代の男女を対象にインターネットで行った。期間は7月17~19日、有効回答数は200人。

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