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MIXIの若手エース社員に聞く 仕事を「実験」として楽しめるようになった1冊

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月29日 12時0分

MIXIの若手エース社員に聞く 仕事を「実験」として楽しめるようになった1冊

 仕事で必要な知識や考え方、役立つ視点を、本から学ぶ人は多い。しかし、そうした本に出会いたくても、日々仕事に追われる中で時間を割いて探すことはなかなか難しい。本記事では、若手エース社員が仕事で参考になった1冊を紹介。その本にどんな影響を受けたのか、自身がどう変わったのかを振り返る。今回話を聞いたのは、ゲームアプリなど幅広い事業を展開しているMIXIの舟久保昇礼さんだ。

●舟久保さんのプロフィール

MIXI ライブエクスペリエンス事業本部 バスケットボール事業部 マネージャー。2019年に新卒入社し、イベントのチケットサイト運営・企画立案業務を担当。同年12月にグループ会社の千葉ジェッツふなばし(千葉県船橋市)に出向し、イベント企画やチケットの販売戦略などマーケティング業務全般、リブランディングプロジェクトに携わる。2022年7月に同社のマーケティング部 部長に就任し、集客施策を中心としたアリーナ移転プロジェクトを推進。現在、同社マーケティング本部 マーケティング戦略部および興行・アリーナ統括本部 チケット運営部の部長を務める。

●MIXIの若手エース社員が選ぶ、仕事で参考になった1冊は?

――よく読んでいる本の傾向を教えてください。

  ビジネス書や自己啓発本、データ分析、心理学、事業戦略に関する本をよく読みます。特に、仕事での意思決定に役立つデータ活用の方法や、チームのパフォーマンス向上に寄与する心理学的なアプローチに興味がありますね。

――忙しい日々でも読書に時間を割くためにどんな工夫をしていますか?

 隙間時間を活用することですね。通勤中や短い休憩の間に、スマホで電子書籍やオーディオブックを利用しています。仕事に直結する本の場合、すぐに実践に移せるよう意識することで、知識が身に付きやすくなるのもポイントです。

――仕事で参考になった1冊を教えてください。

 私にとって参考になった1冊は、『仕事は楽しいかね?』(デイル・ドーテン著、きこ書房)です。この本では、目標に固執するのではなく、「やり方を変えること」「新しい挑戦をすること」の大切さが説かれています。楽しみながら失敗を恐れずにいろいろ試してみることが、結果的に成功を引き寄せるという考え方がとても印象的でした。

――その1冊がどのように仕事に役立ったのでしょうか?

 仕事で行き詰まりを感じたとき、思い切って新しいアプローチを試す勇気を持てるようになりました。結果にこだわりすぎず、挑戦そのものを楽しむことが、パフォーマンスを向上させると感じています。

――その1冊がご自身にどのような変化をもたらしましたか?

 この本を読んでから、自分の働き方に対して柔軟性が生まれました。失敗を恐れず新しいアイデアを試す姿勢を持ち、「楽しむこと」自体が仕事の成功につながることを実感しています。より自由にアイデアを出せるようになったことで、チームの成果も向上しました。今では、仕事を1つの「実験」として捉え、挑戦することを楽しんでいます。

 『仕事は楽しいかね?』との出会いは、舟久保さんの働き方を変えただけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながっている。「失敗を恐れず、挑戦を楽しむ」という姿勢は、ビジネスの世界で新しい扉を開く鍵といえるだろう。

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