「星が丘ボウル」跡地を再開発 2027年春にどうなる?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月2日 7時10分
「星が丘ボウル」の跡地はどうなる?
東山遊園(名古屋市)は2023年12月5日に営業を終了した「星が丘ボウル」跡地にて、新しい街区開発「星が丘ボウル跡地プロジェクト」(仮)を計画していると発表した。本計画は同社と椙山女学園 (名古屋市)の共同で実施する。
本計画地は同社が運営する商業施設「星が丘テラス」に隣接し、名古屋市営地下鉄・星ヶ丘駅から徒歩3分の場所に位置。東山動植物園や平和公園などの豊かな緑地環境、多くの大学や高校が存在し、良好な住環境の維持が期待できる文教地区にも指定されている。
●プロジェクト概要
本プロジェクトの1期工区では、同社が「星が丘テラス」の増床を含めた複合ビルを新設。開発パートナーである椙山女学園が大学を新設し、街に開かれた歩行者動線や広場の一部を整備する。
椙山女学園の新棟には情報社会学部を中心とした大学施設と、同社と共同で「星が丘コミュニティスペース」(仮)を設置。同コミュニティスペースでは働く女性を応援するライフデザインカレッジや課題解決型授業を実践する場を設け、子育て支援拠点、多目的スペース、コワーキングスペースなどの機能を整える予定としている。
2期工区では住宅用途の新設、さらなる商業施設の増床を計画。「商」「学」「広場」「住」を一体として開発する複合開発プロジェクトとなっており、最終的な開業は2028年春を予定している。2期計画概要については、来年春に発信予定。
同社は「ウォーカブルで居心地の良い環境を磨き上げながらも、複数事業者協働で新たな価値を提供する場を創造することにより、さらなる星が丘の街の魅力度向上に寄与する街づくりを目指す」とコメントした。
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