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「退職代行サービス」、退職者の16.6%が利用 利用者が多い業界・職種は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月4日 6時20分

「退職代行サービス」、退職者の16.6%が利用 利用者が多い業界・職種は?

一般化しつつある退職代行サービス(提供:ゲッティイメージズ)

 直近1年間に退職した人のうち、16.6%が退職代行サービスを利用していた――マイナビがそんな調査結果を発表した。

●退職代行利用率、年代別に見ると……?

 直近1年間(2023年6月以降)で転職した人のうち、退職代行サービスを利用して転職した人は16.6%という結果に。

 年代別では、20代(18.6%)で利用した人が最も多く、上の年代になるほど利用した人の割合が低くなる傾向がみられた。転職活動をした時の職種は、「営業」が25.9%と最多で、「クリエイター・エンジニア」(18.8%)、「企画・経営・管理・事務」(17.0%)と続いた。

●利用した理由、1位は「引き留められた(引き留められそう)」

 退職代行サービスを利用した理由は、「退職を引き留められた(引き留められそうだ)から」が40.7%と最多に。「自分から退職を言い出せる環境でないから」(32.4%)、「退職を伝えた後トラブルになりそうだから」(23.7%)が続いた。

 退職代行を利用した人のうち、「今後も利用したい」とした人は20.1%。直近1年間で退職代行を利用した人に限ると、74.2%が「今後も利用したい」とした。年代別で最も高い利用意向を示したのは30代(25.3%)だった。職種別では利用結果と同様、「営業」の37.8%が1位となっている。

●約4分の1の企業で「利用した退職者がいた」

 上半期(2024年1月~6月)に退職代行サービスを利用して退職した人がいた企業は、23.2%だった。2021年は16.3%、2022年は19.5%、2023年は19.9%となっており、退職代行を利用しての退職者は増加傾向にある。

 業種別では「金融・保険・コンサルティング」が最多で31.4%の企業が該当しており、「IT・通信・インターネット」(29.8%)、「メーカー」(25.4%)と続いた。

 調査は7月4~18日にインターネット上で実施。正社員として働いている20~50代の男女で、直近1年間(2023年6月以降)に転職した800人と、人事担当者で2024年1~7月に中途採用業務を担当し、採用費用の管理・運用に携わっている1600人から回答を得た。

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