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富士通の女性所長に聞く 仕事でも家庭でも「負い目」を感じすぎていた自分を変えた1冊は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月8日 7時0分

富士通の女性所長に聞く 仕事でも家庭でも「負い目」を感じすぎていた自分を変えた1冊は?

富士通の女性所長に聞く、仕事で参考になった1冊(同社公式Webサイトより引用)

 仕事で必要な知識や考え方、役立つ視点を、本から学ぶ人は多い。しかし、そうした本に出会いたくても、日々の仕事に追われて、本を探す時間を確保するのは難しい。本記事では、女性管理職が仕事で参考にした1冊を紹介する。その本にどんな影響を受けたのか、自身がどう変わったのかを振り返る。今回話を聞いたのは、富士通 富士通研究所コンバージングテクノロジー研究所 所長の山田亜紀子さんだ。

●山田亜紀子さんのプロフィール

富士通 富士通研究所コンバージングテクノロジー研究所 所長。新卒で日本経済新聞社システム局に入社し、新聞制作画像系システム、NIKKEI NETなどに6年半携わった後、2001年より富士通研究所ネットワークシステム研究所に入社。IPネットワークの品質管理制御技術や省電力制御技術などの研究開発を推進し、多くの国家プロジェクトにも参画した。2018年からは5G時代の高精細映像解析プロジェクト、未来社会&テクノロジー本部スマートシティプロジェクトの立ち上げ推進に携わり、2024年より現職。現在2人の子育て中、趣味はフィギュアスケート。

●富士通の女性所長が選ぶ、仕事で参考になった1冊は?

――よく読んでいる本の傾向を教えてください。

 体のメンテナンス、思考法、職場マネジメントやリーダーシップ、女性が働くことについてのヒント、成功した企業のストーリーが書かれたものなど、自分の人生に役立ちそうな本を選びがちです。また、今の仕事では人文社会科学領域の先生方と議論する機会も増えているので、心理学や経済学を面白く解説している本や、ゲーム理論の本などを読む機会も増えました。時々、小学生時代から愛読しているシャーロックホームズシリーズ(原典だけでなく、パロディーやパスティーシュも)を読み返すときもあります。

――忙しい日々でも読書に時間を割くためにどんな工夫をしていますか?

 没頭すると睡眠時間を削って一気に読むので、読書術を語る資格はあまりないかもしれません(笑)。本棚に本をずらっと並べてどれを読もうか眺めるのが好きなのですが、興味を持ったらすぐに購入でき、スキマ時間にもパッと読めるKindleを多用するようになりました。気になる本の要約や書評がインターネット上にあればチェックして、本当に買って読むべきか判断します。「読了しなきゃ」と思うと読書のハードルが上がるので、特にビジネス系の本は順番を気にせず、興味のある部分だけを読んでもいいと思うようにしています。

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