1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

企業のSDGsへの取り組み、学生はどう見る? 7割近くが「志望度が上がる」

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月7日 7時20分

企業のSDGsへの取り組み、学生はどう見る? 7割近くが「志望度が上がる」

学生のSDGsへの関心度は(提供:ゲッティイメージズ)

 企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる就活生は約7割――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。学生はなぜ、SDGsに取り組む企業をポジティブに捉えているのか。

●SDGs、学生の認知率は97%

 「SDGs(Sustainable Development Goals)」について、「言葉も意味も知っている」とした学生は85.2%。「言葉は知っている」(11.9%)も合わせると、「SDGs」の認知率は97.1%に達している。

●企業の取り組み、どう見る?

 企業のSDGsに関する取り組みを、仕事選びにおいて「意識する」「どちらかといえば意識する」と回答した学生は、合わせて52.8%に。半数以上の学生が、仕事選びにおいてSDGsを意識していることが分かる。

 「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」「SDGsに関する取り組みを行っている企業は、社員にとっても働きやすい会社だと思う」といった声が寄せられた。

 就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」とした学生は、31.2%に上った。「どちらかといえば志望度が上がる」(34.7%)を合わせると、7割に迫っている。

 「SDGsに取り組む企業のほうが将来性を感じる」「自社の利益だけでなく、社会に関心を持つ企業は好感が持てる」「SDGsに取り組んでいる企業で働くことで、自分も社会に貢献しているという実感が得られそう」「その企業ならではの取り組みなど、内容が差別化できている企業は特に志望度が上がる」といった声が上がっている。

●学生はどんなテーマに関心?

 SDGsの17のテーマのうち、企業が取り組んでいると好感が持てるものは、「持続可能なまちづくりと地域社会」が35.3%で最多に。「ジェンダーの平等」(33.8%)、「貧困をなくす」(31.5%)が続いた。

 「自分や身近な人の暮らしに直結するテーマを重視している」「企業は個人よりも取り組みによって生まれる影響力が大きいため、規模の大きい課題に取り組んでいるほうがより好感が持てる」などの声が寄せられている。

 調査は8月22日~9月12日に学情のサイト「あさがくナビ2026」のサイト来訪者に実施。337件の回答を得た。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください