転職先に求めること 3位「勤務地」、2位「仕事内容」、1位は？

　NEXER（東京都豊島区）が運営するキャリアバイブルは、「転職先に求める条件」に関するアンケートを実施した。転職先に求めることの1位は「給料が今よりも高い」だった。

　転職先に求めることの1位は「給料が今よりも高い」（64.4％）で、2位以下には「仕事の内容が魅力的」（62.6％）、「勤務地が近い・希望する勤務地」（55.6％）、「福利厚生や待遇が魅力的」（50.2％）が続いた。

　最も転職先に求めることのトップは「給料が今よりも高い」（31.6％）で、「仕事の内容が魅力的」（22.4％）、「勤務地が近い・希望する勤務地」（16.2％）、「福利厚生や待遇が魅力的」（12.0％）が続いた。

　「給料が今よりも高い」と答えた人から、その理由を聞くと、「給与が低くなると生活できないから」（20代女性）、「今後の将来設計を考えた時に、今より高い給料は魅力的だから」（30代男性）、「物価が上がっているのに今の会社の給料は上がっていないから」（30代女性）といった回答が寄せられた。

　転職先に最も求めることが、過去と今とで変わったことが「ある」と答えた人は42.4％だった。

　「ある」と答えた人に「どのように変化したのか、変わった理由は？」と聞いた。「子どもができて定時で帰れるか、周りの人が理解があるかなどをみるようになった」（30代女性）、「給与をベースに考えていることもあったが、ある程度増えると給与はそこまで重視しなくなった」（30代男性）、「給料面より福利厚生や勤務形態を重視するようになった」（40代男性）といった声が寄せられた。

　調査は「転職の経験がある」と回答した全国の男女を対象に、9月17～26日にインターネットで実施した。有効回答は500サンプル。