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マツダ、3列シートのSUV「CX-80」を発売 国内市場のフラッグシップモデル

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月11日 10時39分

マツダ、3列シートのSUV「CX-80」を発売 国内市場のフラッグシップモデル

マツダが「CX-80」を発売

 マツダは、高い環境性能や先進安全装備を搭載した3列シートのクロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」(以下、CX-80)を販売した。昨年12月に生産を終了した「CX-8」の後継モデルで、国内市場でのフラッグシップモデルになる。

 CX-80について、同社は収益性の高い「ラージ商品群」と位置付けており、ラージ商品群の国内投入はCX-60に続いて2車種目。米国ではCX-70とCX-90が販売されており、CX-80の登場によって、マツダのラージ商品群4車種が出そろった形になる。

 7人乗りのクルマはミニバンが主流の中、3列シートのSUVは珍しい。広い車内空間を生かして、他社にはないモデルで売り上げアップを図っていく。国内販売目標は月間1400台で、欧州でも販売する。メーカー希望小売価格は394万3500~712万2500円。

●3種類のパワートレインを搭載

 本モデルは、優れた走りと燃費性能を両立する3種類のパワートレインを搭載している。

 電池容量17.8kwhの大容量バッテリーと大型モーターを組み合わせ環境性能の向上を両立する「e-SKYACTIV PHEV 2.5L直列4気筒ガソリン+モーター」、独自のハイブリッド技術「M HYBRID BOOST (48V マイルドハイブリッド)」を組合せた「e-SKYACTIV D3.3 3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン+モーター」や「SKYACTIV-D3.3 3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン」を搭載し、走りと優れた燃費性能を実現した。

 サスペンションは前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンク形式を採用し、上質な乗り心地を重視している。また、後輪駆動ベースの旋回性と安定性を生かし、高速道路での直進安定性とライントレース性を高めた。

●3列シートレイアウトでエレガンスさを追求

 外装は、3列シートレイアウトの広さを追求しつつ、エレガンスさと存在感を実現させた。カラーはマツダの「匠塗」第4弾となる「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を採用し、深い熟成を感じさせる赤で上質感を表現。他に新色として「メルティングカッパーメタリック」も採用している。

 内装は、水平基調のインストルメントパネルとサイドルーバーで、ワイド感と縦置きレイアウトのコンソールで豪華な空間を表現した。

 2列目と3列目は前方、側方に開放感を感じる空間デザインにし、 3列目は身長170センチメートル相当の乗員でも余裕をもって快適に座れる状態となるよう設計、心地よさを高めている。他にハンズフリーリフトゲートや室内機能照明、USB TYPE-Cに対応した外部機器連携、3列目ベントクーラーや充実のドリンクホルダーなど機能を充実させたという。

 ドライバーの異常時に事故被害を軽減するための安全性能も充実させた。「ドライバー異常時対応システム(DEA)」や、「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能」など、先進安全装備を多数採用している。

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