AIが広告の予算配分や宣伝手法を最適化 ローソン、11月以降オープンの店舗に導入
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月11日 11時43分
ローソン、AI活用により広告配分を最適化(編集部撮影)
ローソンは10月11日、AIが広告にかかる予算配分や宣伝手法を最適化するシステム「DNP販促最適化AI」を導入すると発表した。大日本印刷と連携して運用するもので、11月以降にオープンする店舗から本格導入する。
同システムは、広告予算、店舗情報、商圏情報をAIに入力すると、開店後7日間の売り上げを最大化する宣伝手法の予算配分を算出するもの。新店舗オープン時に実施する告知販促において、最も売上効果が出る組み合わせをAIが提案し、最適な宣伝手法と予算配分を選択できるという。
これまで新店舗のオープンやリニューアルの際には、宣伝手法の選定や予算配分を、店舗を担当するスーパーバイザーが決定していた。しかし、スーパーバイザーは広告や宣伝の専門家ではないため、最適な販促パターンを選定できず、販促費用の無駄や売上機会の損失につながることも多かったという。今回、DNP販促最適化AIを導入することで、広告や宣伝の専門知識がなくても、適切な広告媒体の選定と予算配分が可能になる。
加えて、これまでは新聞折込チラシのみであった新店・改装店のオープン時の広告手法に、YouTubeとポスティングを追加した。アナログとデジタルを組み合わせた広告提案を行うことで、販促効果の最大化と売上向上が期待できるという。2023年7月に検証を行ったところ、「折込チラシ、Youtube、ポスティング」実施店は、「折込チラシのみ」実施店より日販が約1割増加する効果があった。同社は「今後もデジタルやAIなどを活用し、業務効率化を進める」とコメントした。
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