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「社内チョコザップ」が誕生、クボタが設置した理由は5つ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月16日 12時19分

「社内チョコザップ」が誕生、クボタが設置した理由は5つ

クボタの社内に「ライザップ」が誕生

 RIZAP(東京都新宿区)は10月15日、コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」をクボタの研究施設であるグローバル技術研究所(大阪府堺市)内に出店した。単独の企業の中に、チョコザップを設けるのは初めて。

 チョコザップは2022年7月にスタートしたジム。「1日5分のちょいトレ・健康習慣プログラム」の開発や、「美容」「ライフスタイル」「エンターテインメント」なども展開しており、全国で1597店舗(8月14日時点)、会員数は127万人(8月15日時点)を超えている。

●クボタが企業内chocoZAPを選択した背景

 RIZAPは、少子高齢化による従業員の高齢化や労働力不足といった課題に対するソリューションとして、企業と提携した店舗を強化している。今回、クボタがチョコザップを選択した理由として、5つの項目を挙げている。

 1つ目は「施設メンテナンスサービスによるコストメリット」。社内に運動器具を設置したトレーニングルームを設置するケースもあるが、故障や不具合が生じると、部品を取り寄せて修繕するか、運動器具そのものを新しく買い替えるなどで管理コストがかかる。チョコザップを誘致することで、メンテナンスにかかわるコストをアウトソースできるようにした。

 2つ目は「新しい人、運動習慣がない人にも使いやすい施設設計」。社内独自のトレーニングルームは、専門的な運動器具が多く、一部の使い慣れた人は使えるものの、組織に新しく入った人や、運動習慣がない人にとっては、使いづらいという課題があった。チョコザップは、靴の履き替えや着替え不要で手軽なため、業務のスキマ時間などにおけるリフレッシュとして、多くの従業員の利用を見込んでいる。

 3つ目は「データによる利用状況の可視化」。チョコザップでは、入退館の記録がすべてデータで可視化されている。また、利用者にはスターターキットとして体組成計、ヘルスウォッチの提供があり、データを活用したヘルスケアにもつながるという。

 4つ目は「クボタ従業員向けの福利厚生の提供」。クボタとRIZAPは法人契約を締結し、グローバル技術研究所の従業員には特別価格で全国のチョコザップを利用できるプランを用意した。

 5つ目は「RIZAPとクボタが一緒に作ったこと」。設置にあたって、クボタ社内の意見を取り入れながらサービス設計を行った。両社がディスカッションを重ねたことで、今回のコラボ店舗が実現した。

 営業時間は平日午前5時~午後10時。ただし、クボタ施設内のため、一般のチョコザップ会員は利用できない。

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