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ワークマンの「着る“断熱材”ベスト」完売、人気の理由を聞いた

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月21日 14時39分

ワークマンの「着る“断熱材”ベスト」完売、人気の理由を聞いた

ワークマンが「秋冬アイテム」を投入

 ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、プロ向け秋冬アイテムを順次投入しており、そのうち「立ち仕事」「屋外作業」向きのアイテム3点を発表した。

 ワークマンは2023年2月、「労働寿命の延伸」を使命とした「快適ワーク研究所」を設立。専門機関や企業、有力大学などと連携して、製品開発を行っている。

 同研究所が開発した「XBooster アシストウォームパンツ」(2500円)は、春夏シーズンに発売した「XBoosterシリーズ」の秋冬モデル。別名“着る”サポーターとも呼ばれ、腰の負担を軽減することがSNSで話題となり、発売半年で7万本が売れたという。カラーはブラック、グレー、ベージュの3種類。発売は10月下旬を予定している。

 「フラッシュライト防水防寒レインジャケット」(5800円)は、日本赤十字看護大学付属災害救護研究所と連携し共同開発することで、災害救護の専門家の知見も反映した防水防寒ウェア。プロが使用しやすいレインウェアとしてだけではなく、防災用レインウェアとしても使えるようにした。カラーはブルー、ブラックの2種類。

 「XShelter断熱AEGISプレミアム防水防寒スーツ(上下組)」(9800円)は、最高スペックの防水性能(耐水圧2万ミリ、表地透湿度5万グラム/平方メートル/24時間)を施し、スタイルと機能にこだわった防水防寒上下スーツ。カラーはチャコールの1種類で、発売は11月上旬を予定している。

●人気の冬用ベストは

 ワークマンは2018年から、マイナーチェンジをしつつ「冬用ベスト」を展開している。今年は、8月中旬から順次発売している。

 ベストは、最低気温10~15度の環境向きで、腕の自由度が高く、動きやすいことからよく売れているという。インナーベストとして使用できるアイテムを増やしたことで、普段着やスーツシーンで使用するお客が増え、以前より気温の違いで販売差が出にくいカテゴリーになった。

 今年は特に異例で、8月末まで夏物の販売が伸長。例年だと9月下旬から冬物の販売が伸びてくるが、残暑も長く、寒暖差も激しい影響もあり、現在も秋物アイテムを購入するお客が多いそうだ。

 冬ベストで人気のある商品は、「XShelter着る“断熱材”ベスト」(事前予約分が4日で完売)と「ユーティリティ撥水フリースインナーベスト」(AタイプBタイプ合わせて1カ月で1万点販売)。

 XShelter着る“断熱材”ベストが売れている理由について、同社広報部に聞いたところ「外部環境を無効化するため、秋から冬にかけて長い期間着用できること」「世界初のテクノロジーがSNSで話題になっていること」の2点を挙げた。

 ユーティリティ撥水フリースインナーベストについては「一部のアウターとくっつけることができるアタッチメントシステムを採用しており、秋はアウターに、冬はインナーとして長く使用できること」「誰でも使用しやすいシンプルなデザインであること」が人気の理由だという。

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