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石川県に「スーパーセンタートライアル」が初登場、野々市店の特徴は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月26日 9時10分

石川県に「スーパーセンタートライアル」が初登場、野々市店の特徴は?

「スーパーセンタートライアル野々市店」がオープン

 トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニー(福岡市)は、石川県野々市市に県内初のスマートストア「スーパーセンタートライアル野々市店」をオープンした。開店日は10月23日。

 スマートストアには、小売に特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買い物カート「Skip Cart」など、同社が独自に開発したIoT技術やAI技術を導入している。データの利活用をもとに新しい購買体験を提供し、効率的な運営を可能にする店舗形態を目指す。

 AI化による「顧客・働く人(従業員・メーカーなど)」の便益を図るだけでなく、Skip Cartによる非対面会計など、「新しい生活様式」の側面においても新たな購買体験を提供する。

 Skip Cartを利用するには、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで顧客が商品バーコードを読み取る。通常のレジでの商品登録や会計を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計が可能となる。

 特徴は、あらゆる利用者を想定した「軽い」「画面が見やすい」「商品を入れやすい」設計となっていること。商品のスキャン漏れを知らせる機能や、顧客の属性や購買履歴などのデータからAIが最適な商品を選択し、タブレット上でレコメンド機能も搭載している。

 国内230店舗目の導入となる野々市店には80台を導入し、Skip Cartの総稼働台数は約2万台となる。

●石川県初、国内111店舗目の本格導入となる「インストアサイネージ」

 野菜コーナーなどの売り場に合わせた映像やオリジナルコンテンツだけでなく、音声付きで店内一斉放送が可能な「インストアサイネージ」も導入した。館内の音声と連動して出来立ての総菜を知らせたり、季節や催事に合わせたコンテンツを配信したり、顧客のニーズに合わせたコンテンツを発信し、より快適な買い物環境を提供する。

 同社では焼き芋の出来立てをオンデマンド放映したところ、インストアサイネージを設置していない店舗に比べて売り上げが114%アップしたという事例もある。野々市店には20台を導入し、総稼働台数は約2400台となる。

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