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「チョコザップ版 県民ショー」どうぞ 筋トレが大好きな「和歌山県民」、なぜ?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月24日 6時10分

 ちなみに、3位以下は「鳥取」「島根」「石川」「福井」「山形」と続く。地方の県名がズラリと並んでいるが、都市部はどうなのか。「京都」45位、「東京」43位、「大阪」42位、「神奈川」38位という結果に。

 美容男子は「都市<<<地方」の傾向がうかがえたわけだが、その背景に何があるのか。チョコザップによると「『男性の脱毛サービスに興味はあったが、周辺になかったから』『費用が高そうだから』などの理由で、脱毛サロンに行っていなかった男性が利用しているのかも」と見ている。

 つまり、都会の男性はすでに脱毛サロンなどに通っていて、チョコザップでは使っていない。こうした仮説が考えられる。

●コスパ意識が高いのは、やっぱり関西勢

 最後に紹介するのは「コスパ意識が高い ランキング」である。キャンペーンやクーポンなど、あの手・この手で特典を駆使しているのは、どこで暮らしている人が多いのか。「ケチなイメージが強い『大阪』が断トツでしょ」と思われたかもしれないが、3位である。

 関西は全体的に上位にランクインしていて、10位「滋賀」、4位「奈良」、2位「兵庫」と続いた。では、1位はどこか。「島根」である。「どういうこと? 『和歌山=筋トレ』と同じように、よく分からんオチはやめてね」などと感じられたかもしれないので、県民博士の言葉を紹介しよう。

 島根県民は「保守的で穏やか。伝統や歴史を重んじ、地域への愛着が強い性格。生活コストを抑えつつ、質の高い生活を求める姿勢が根付いている。地元のコミュニティーを大切にし、必要なものに絞った賢い消費を行う傾向がある」そうだ。

 以上、チョコザップ版 県民ショーはいかがだっただろうか。今回は筋トレ、美容、コスパ意識を紹介したわけだが、都道府県ごとに「違い」があって、それぞれにあったサービスを展開すれば、より多くの人々に響くビジネスが実現するかもしれない。

 個人的に、次に見てみたいのは「市町村民ショー」である。しばしば「県の中心はどっち?」という議論が白熱する「福岡市VS.北九州市」に、どんな違いがあるのか。さらにエリアを絞って、永遠のライバル「浦和VS.大宮」あたりも気になるところ。データを公表すると、浦和と大宮の「筋トレ」利用率が高まりそうである(笑ではなく怖)。

(土肥義則)

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