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社長の輩出率ランキング 3位「香川県」、2位「山形県」、1位とその理由は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月31日 9時59分

 2位は「愛知県」で88.7%(前年89.0%)、3位は「広島県」で87.2%(同87.3%)、4位は「北海道」で86.9%(同87.1%)、5位は「香川県」で85.9%(同85.9%)だった。各県とも高い地元率を維持している。愛知県や広島県は、自動車産業の集積地として取引先や関連企業が広がり、下請け企業の後継社長が地元率を押し上げた可能性がある。

 一方、社長地元率の最下位は「奈良県」で64.1%(前年64.9%)だった。その後は「長崎県」で66.2%(同66.5%)、「兵庫県」で67.0%(同67.6%)、「佐賀県」で69.0%(同68.8%)、「山口県」で69.4%(同69.2%)、「鹿児島県」で69.4%(同69.5%)、「千葉県」で69.9%(同70.2%)と続き、7県が70%を下回った。

 東京商工リサーチは社長の輩出率や地元率に関して、人口動態や地場産業などが影響していると分析。少子高齢化や大都市圏への若者の流出により、都市部の地元率は今後、低下する可能性が高いとみている。後継者不在の中小企業においては、M&Aや事業譲渡などの第三者承継が進み、それに伴い社長の地元率にも変化が生じると予測した。

 調査は同社の企業データベース約400万社の代表者データ(個人企業を含む)から、公開された出身地を抽出、集計した。なお、同一人物が複数の企業で社長を務めている場合、売上高が大きい企業を優先し、重複企業は集計の対象外としている。集計対象外企業は31万6489社。

(小松恋、アイティメディア今野大一)

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