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スシロー、公式本の付録に“本物そっくり”なお皿 予約殺到で「発売前から重版決定」

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月28日 10時15分

スシロー、公式本の付録に“本物そっくり”なお皿 予約殺到で「発売前から重版決定」

スシローのブランドムックが反響を呼んでいる(公式Webサイトより引用)

 宝島社は12月27日、回転すしチェーン「スシロー」の公式ブランドムック『おうちでスシロー すし皿BOOK』(2189円)を発売した。スシロー店舗で使われている皿とそっくりな“すし皿”の付録が話題となり予約が集中。発売前から重版が決定したという。スシローの運営会社に、発売の経緯を聞いた。

 『おうちでスシロー すし皿BOOK』は、スシローに関するトリビアや「おいしさのヒミツ」などを紹介するブランドムック。付録として、スシロー店舗で使われているものとそっくりなすし皿の3枚セット(黄・赤・黒の3色)が付いている。すし皿のサイズは、それぞれ15センチ(直径)×2センチ(高さ)。耐熱温度は110度で、実際のすし皿と同様に重ねて収納できる。

 11月27日にスシローの公式Xアカウントが「#おうちでスシローごっこ が楽しめる」商品として発売を告知したところ、付録のすし皿が大いに話題に。当該ポストは5000以上の「いいね」を集め、「買うしかない」「友達を呼んでパーティーしたい」といった好意的な声が多く寄せられている。

 なぜ、このようなムックを発売したのか。スシローの運営元であるFOOD & LIFE COMPANIESの担当者によると、企画のきっかけは宝島社からの提案だった。「スシローとしてもおすしやネタへのこだわりを多くの人に知っていただきたいという思いがあり、今回のムック本が実現しました」(担当者)

 付録のすし皿についても「自宅でも楽しめるアイテム」として、宝島社から提案を受けて実現したもの。担当者は「値段によって色が異なるので『こんな(高い値段の)色を頼むなよ』といった会話が生まれるなど、“回転すしならでは”のアイテムだと思います」と話す。

 実際に店舗で使用しているお皿と比べると「ICチップがついていない」といった微妙な違いはあるというものの、ほとんどそっくりな見た目を実現させた。宝島社の商品紹介ページでは、スシロー店舗でテークアウトした本物のおすしを載せたり、サラダやおやつを載せたりといった、さまざまな使い方を提案している。日常使いできるアイテムを提供することで、家庭でも「スシロー」に親しんでもらい、ブランド力向上につなげる狙いがあるようだ。

 「スシローには老若男女幅広いお客さまにお越しいただいています。日頃からご利用いただいているお客さまにぜひ、この機会にこだわりも知っていただきたいです」(担当者)

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