1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ローソンの「韓国コスメ」福袋が好調、発売の狙いは? 男性の購入も増えているワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月31日 13時10分

 「コンビニは幅広い年代のお客さまがいらっしゃるので、10~20代以外の世代にも届けたいと考えています。『創業祭福袋』の好調をきっかけに、幅広い年代のお客さまにリーチする上で、福袋は1つの手段なんだなと気付いた形ですね」(持丸氏)

●「目的買い」を今後も取り込めるか

 コロナ禍をきっかけに、これまで遠出して買っていた日用品なども「コンビニで済ませたい」とする人は増加した。こうした事情やブランド自体の訴求力もあり、アンド バイ ロムアンドにおいて「目的買い」の購入者は多い。

 しかし、加藤氏によれば、もともとコンビニ化粧品の売れ筋は旅行用パックなどの「緊急性が高いアイテム」。「目的買い」が多いアンド バイ ロムアンドでも、単品で一番売れる商品はアイブロウ(眉毛を描くためのメークアイテム)だという。

 「『眉毛がないと外に出られない』という人は多く、緊急性が高いからです。今回のラッキーバッグのラインアップは、アイブロウのように緊急性が高いといった理由がなくても、魅力を感じて買ってもらえるアイテムを増やしたいという狙いもあります」(加藤氏)

 緊急時の需要はこれまで通りに取り込みながら、強みであるリップなどの“カラー物”で「目的買い」の来店客を集め、ブランドを育てていきたい――そう加藤氏は話す。

 「今回のような企画品や限定品をコンスタントに発売することで、『これがあるからローソンに行こう』という流れももっと増やしていきたいです」(加藤氏)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください