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おせち、「買う」派が主流に かける予算の最多は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月1日 7時10分

おせち、「買う」派が主流に かける予算の最多は?

フタバは、20~70代の男女を対象に「おせち料理」に関する調査を行った(提供:AC)

 年賀状印刷サービスなどを手掛けるフタバ(名古屋市)は、20~70代の男女を対象に「おせち料理」に関する調査を行った。おせち料理はどのように用意するかについて、「すべて買う」と答えた人が最も多い結果となった。

 内訳は「すべて買う」と答えた人が最多の61人、「作るものより買うもののほうが多い」が53人と、伝統的なおせち作りは減少傾向にあり、買って用意し手軽に楽しむのが主流となっているようだ。買うと答えた人からは「常連の仕出し屋から取ることが定番になっている」(40代男性)という声や、「自分で作ると時間も手間もかかるので買っている」(30代女性)などの声が挙がった。

 一方で、「作るものと買うものが半々くらい」と答えた人は24人、「買うものより作るもののほうが多い」は17人と、合わせて2割程度(41人)は「既製品をうまく取り入れながら、手作りの要素を加えたい」と考えていた。

●おせち料理にかける金額は

 おせち料理にかける金額はどれくらいか。最多の回答は「5000円未満」と「5000~1万円未満」で、それぞれ52人が回答した。2つの回答を合わせると半数以上を占め、多くが手頃な価格でおせち料理を楽しんでいることが分かった。

 「1万~2万円未満」と答えた人も42人と比較的多く、手軽さと満足感を両立させるためにある程度の予算をかける人もいた。「2万円以上」と答えた人は全体の1割程度で、高級志向よりも控えめな予算でおせち料理を楽しむ人が多かった。

●おせち料理の文化は残すべきだと思うか

 おせち料理の文化は残すべきだと思うかについて「はい」と答えた人が115人と過半数となり、日本の伝統的な新年の祝い方としておせち料理を大切に思う人が多いことが分かった。

 一方で「どちらともいえない」と答えた人も70人と3割程度いて、現代の多様なライフスタイルの中でおせち料理の文化を継承することに悩む声もあった。

●来年のお正月におせち料理を食べる?

 来年(2025年)のお正月におせち料理を食べるかについて「食べる」と答えた人が43%と最も多く、「おそらく食べる」と答えた29.5%も含めると、全体の大半が新年のお祝いにおせち料理を取り入れようと考えていた。

 一方で「おそらく食べない」や「食べない」と答えた人は少数派で、おせち料理が依然として日本のお正月に欠かせないものであることもうかがえる結果となった。

 調査は、20~70代の男女を対象にインターネットで行った。期間は2024年10月18~22日、有効回答数は200人。

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