第二新卒、6割の企業が採用に前向き 「前職の勤続期間」はどれくらい気にしているのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月16日 5時10分
若手人材の採用に関する調査(提供:写真AC)
新卒入社から3年以内に転職する「第二新卒」が人気だ。エン・ジャパン(東京都新宿区)が調査結果を発表し、第二新卒を採用したい企業は63%と過半数を占めた。一方「再離職」のリスクを懸念する声もあった。
第二新卒の採用で前職の勤続期間を重視する企業は64%だった。懸念材料になり得る勤続期間については「1年未満」と回答した企業が最も多く63%。「半年未満」が19%、「3カ月未満」が11%で続いた。
前職の勤続期間を重視する理由では「再離職のリスクが高いから」(83%)が最多。重視していない企業では「人柄を重視するため」(65%)に回答が集まった。
早期離職への懸念では「採用・育成コストの負担増」(72%)、「既存社員のモチベーション低下」(51%)が上位を占めた。早期離職の対策では「入社前にギャップを払拭(ふっしょく)する」「入社後の人事面談の実施」などが挙がった。
第二新卒の中途採用で語学力を重視している企業は18%、学歴を重視している企業は19%だった。前職の勤続期間を重視する企業が60%を超えた一方、語学力と学歴を重視する企業は、いずれも20%未満にとどまっている。
採用支援ツール「engage」を利用している300社を対象にインターネットで調査した。期間は2024年6月26日~7月31日。
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