「京都ポルタ」2月からリニューアル、どんな店が入る？

京都ポルタが生まれ変わる

　JR西日本京都SC開発（京都市）が運営する「京都ポルタ」は、2月から4月にかけ、駅ビル2階のお土産・食品ゾーンと地下街西エリア・南エリアで新店11店、改装・移転6店の計17店をリニューアルオープンする。

　京都ポルタは京都駅直結の商業施設。2023年3月に京都駅ビル専門店街ザ・キューブと京都駅前地下街ポルタを京都ポルタとして統合した。

　駅ビル2階のお土産・食品ゾーン「京名菓・名菜処 亰」では、新店8店、改装・移転4店がリニューアルオープン。観光・行楽や出張などの利用客に向けて、弁当・総菜の店舗を拡充する。

　 ”人生を変えるおだし生活”をコンセプトに、だし巻きを提供する「京都離宮～おだしとだしまき～」や、洋食店の弁当・総菜を提供する「スター食堂」、江戸前寿司を扱う「魚がし日本一」などが新規出店する。

　また、目当ての店舗や商品を探しやすい売り場へとリニューアル。エントランス周辺では、売り場内で取り扱う商品や食材をビジュアルで表現し、初めて京都駅を訪れる利用客にも分かりやすく訴求する。

　地下街西エリア・南エリアでは新店3店、改装・移転2店がリニューアルオープン。

　南エリアでは、ジェイアール京都伊勢丹直結の立地特性を生かし、ライフスタイル雑貨ブランド「キャス キッドソン」が再登場。2020年に閉店したものの、2024年に日本再上陸し、今回は国内2号店となる店舗を新規出店する。

　西エリアでは、主要顧客であるミレニアル世代に向けたファッションを拡充。健康的でリラックス感のあるトレンドスタイルを提案する「フリーズマート」や、インナーウェアブランド「ピーチ・ジョン」が新規出店するほか、ルームウェアブランド「ジェラート ピケ」が店舗面積を拡大し、南エリアから西エリアに移転する。