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「東京ジャイアンツタウン」に水族館が誕生、どんな施設ができるの?

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月24日 11時54分

「東京ジャイアンツタウン」に水族館が誕生、どんな施設ができるの?

国内初、球場と一体化した水族館が登場

 読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドは1月23日、「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」内に開業する水族館の施設計画が決まり、起工式を行った。3社によると、球場と一体化した水族館は国内初で、2027年中のオープンを予定しているという。

 東京ジャイアンツタウンは3社が共同開発を進める事業で、3月1日にオープンする球場「ジャイアンツタウンスタジアム」(メイングラウンド、サブグラウンド)を中核施設に、水族館、飲食施設で構成する。

 水族館はジャイアンツタウンスタジアムに併設し、地下1階地上3階建て、屋外展示を含む施設面積は9874平米で、人工海水を使用する内陸型の本格的な施設となる。

 専用駐車場や飲食施設を歩行者用ブリッジでつなぐ予定で、利用者がジャイアンツタウン内を回遊できるようにし、スタジアムの芝生外野席からはコンコースを通ってアクセスが可能となる。

 水族館のテーマは「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」。大自然の海中環境を再現し、生命の源である水が多摩川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開する。全体を見て回った場合の所要時間は、1時間半~2時間程度だという。

●「サンゴ礁」がテーマの大水槽

 館内は「多摩川エリア」「クラゲエリア」「アシカ・ペンギンエリア」など、生息環境ごとに分類。遊園地に隣接するフラワーパーク「HANA・BIYORI(はなびより)」で繁殖したコツメカワウソを用意する。30メートルの淡水水槽を眺めながらスロープを上ると「多摩川エリア」となり、1300トンの水量を誇る大水槽を設置する。

 水槽は「サンゴ礁」をテーマに、浜辺から奥行30メートルの海水面に潜っていくように歩きながら徐々に海の世界に入っていく構成となる。水槽の中に設けられる水中回廊は360度スケルトンのトンネルとなり、サンゴ礁の海を泳ぐカラフルな魚たちをさまざまな角度で眺めながら、深い海の中を歩くような没入感を体験できるようにした。

 このほか、多摩川の豊かな自然環境の展示にも注力。地域の学校などと連携し、子どもたちに地元の生態系を楽しみながら学べる場も提供する。「深海・太古エリア」には、1967年にフランス政府から寄贈され、日本で初めて公開されたシーラカンスの標本を展示する。

 「企画展示ホール」では、年間を通じてさまざまイベントを展開していくという。

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