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小学生のなりたい職業、「Vtuber」が「YouTuber」を上回る

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月29日 17時30分

小学生のなりたい職業、「Vtuber」が「YouTuber」を上回る

ニフティは、小中学生を対象に「なりたい職業」に関する調査を実施した(ゲッティイメージズ)

 子ども向けサイトを運営するニフティ(東京都新宿区)は、小中学生を対象に「なりたい職業」に関する調査を実施した。小学生、中学生のなりたい職業1位はそれぞれ「イラストレーター」(6.7%)、「学校の先生」(9.5%)だった。

 小学生のなりたい職業2位は「歌い手」(5.6%)、3位は「学校の先生」と「Vtuber」(5.4%)、5位は「YouTuber」や「芸能人(俳優、女優、モデル)」(4.4%)だった。

 中学生は2位が「薬剤師」(6.4%)、3位が「(選択肢以外の)公務員」(5.3%)、4位は「ミュージシャン・音楽家」(4.8%)、5位は「声優」(4.3%)と、小学生と中学生どちらもトップ3に「学校の先生」がランクインした。中学生になると「会社員」や「公務員」の順位が上昇し、将来について現実的に考え始める人も多い傾向がうかがえた。

 また、素顔を公開せず2Dや3Dのキャラクターを使って動画を配信する「Vtuber」が、4.6%で全体の4位にランクインした。過去の調査では上位にいた「YouTuber」が今回3.5%で6位と、「Vtuber」が「YouTuber」を上回る結果となった。

●なりたい職業はある?

 なりたい職業があるかについて、小中学生全体の93.9%、小学生では95.4%、中学生では89.8%が「ある」と回答。どの年代でも約9割が何かしらの夢を持っていることが分かった。

 なりたい職業があると答えた小中学生からは、「5年生の時の担任の先生に憧れたから」「推しみたいになりたい」「漫画を描くのが好きだから」「両親がやっているから」「みんなを笑顔にしたい」などの声が寄せられた。

 習い事や趣味など自分の好きなことを職業にしたら「楽しそう」という声や、実在する先生やアーティスト、声優などに憧れているからという意見も多かった。他に「辛かったときに笑顔にしてくれた」や「人を救いたい」など誰かの役に立つ職業に就きたいと考える人や、「親の影響で」「体験を受けたから」と回答した人もいた。

 調査は、ニフティが運営する子ども向けサイトの訪問者を対象に、インターネットで行った。期間は2024年11月12日~12月9日、有効回答数は2313人。

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