「値段そのまま47%増量」ローソン、過去最多の31品 幹部が語った「値下げ」にはない“絶大”な効果とは?
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月31日 10時25分
「目的買い」の来店客が集まることも大きな理由だ。梅田氏によれば、一般的な値下げ施策でも、対象商品の売り上げは10~15%ほど伸長する。しかし、「既存の来店客が、安さに目を留めて購入する」という購買行動が多く、新規顧客の獲得にはつながりにくい。
一方で盛りすぎチャレンジは、増量された商品の「見た目」のインパクトの大きさも相まって、SNSで拡散されやすい。20~30代を中心に、新規の来店客の獲得につながっており、対象商品の売り上げも増量前と比較して約60%ほど伸びるという。
とはいえ、原材料費といった諸コストの高騰は「一番の障壁になった」という。「増量」の候補となったものの、実際にコスト上の問題で実現しなかった商品企画もあったそうだ。
しかし「これだけ反響がある企画はなかなかないので、社員のほとんどは『やりましょう』という意見だった」と梅田氏は話す。消費者からの要望も多いことから、すでに「第5弾」の実施も検討している。
今回の第4弾では、通常時との比較で「7~10%程度」の来客増を見込む。盛りすぎチャレンジは今回も同社にとって、新たなファンの獲得につながるか。
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