「三井アウトレットパーク 木更津」30店舗が登場、どんな店が入る？

「三井アウトレットパーク 木更津」新たに30店舗が登場

　三井不動産（東京都中央区）は、｢三井アウトレットパーク 木更津｣（千葉県木更津市）の第4期増床計画について、6月23日にオープンすると発表した。

　三井アウトレットパーク 木更津は、2012年に開業した日本最大級の大型アウトレットモール。2014年と2018年の2回の増床を経て、三井アウトレットパークの旗艦物件へと成長してきた。千葉県内だけでなく東京湾対岸の東京・横浜を含む関東圏全域から幅広い層の利用客がいるほか、羽田空港からのアクセスにも優れていることから海外からの利用客も増えている。

　今回の第4期増床計画では30店舗が出店し、店舗面積約5万3100平方メートル、全330店舗の大規模リゾートアウトレットへと進化する。

　第4期増床エリアでは、「NIKE FACTORY STORE KISARAZU」がブランド国内最大の売り場面積（約1260平方メートル）でリニューアルオープン。国内アウトレット唯一のNIKEデザインによる外装を施し、ジョーダンブランドを含めた充実の品ぞろえで特別な店舗として生まれ変わる。

　また、アウトレット日本初出店となるスケートボード店「instant skateboards」、ファッションブランド「SOPH.」、ゴルフブランド「PXG」、アウトレット関東初出店となるアスレティックウェアブランド「lululemon」、ライフスタイルブランド「MAISON KITSUNE」などが新規出店する。

　合わせて既存エリアでは、アウトレット日本初出店となる紳士靴ブランド「三陽山長」が新規出店するほか、「ポロ ラルフ ローレン ファクトリーストア」「LACOSTE」が拡大リニューアル。人気店舗の面積を広くして、国内外の利用客の多様なニーズに応えられるようにした。

●大屋根広場を新設

　第4期増床エリアの北側に新設する約700平方メートルの大屋根広場「ルーフテラス」には、人工芝を敷設しファニチャーを配置。ハンバーガー店「SHAKE SHACK」や「スターバックスコーヒー」が出店し、テラス席も設置する。

　ルーフテラスでは出店店舗との連携イベントを含むスポーツイベントや食フェスなども予定している。また、人気スケートボードショップ「instant skateboards」が運営する、約400平方メートルのスケートボードパークもオープン。

　既存エリアでもフードコート近くに、「リゾート」をコンセプトにした子どもの遊び場「キッズパーク」を夏に新設予定。

　約400平方メートルの広場に波をイメージしたオリジナル遊具を設置し、買い物の合い間に子どもが楽しめるようにした。