マカフィー「MSS for CASB」を2018年度内に提供、マネージドサービスとセットで

ITmedia エンタープライズ / 2018年11月9日 23時12分

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左からソフトバンク・テクノロジー取締役 上級執行役員 営業副統括兼ソリューション営業本部長 児玉崇氏、マカフィー 代表取締役社長 山野修氏、ソフトバンク・テクノロジー株式会社 取締役 常務執行役員 営業統括 後藤行正氏

 マカフィーとソフトバンク・テクノロジーは、2019年3月をめどに「マネージドセキュリティサービス for CASB」(以下、MSS for CASB)の提供を開始すると発表した。

 MSS for CASBは、クラウドサービスを利用する際に正しいセキュリティポリシーを適用し、安易な共有などによる情報漏えいのリスクを軽減する「CASB」(Cloud Access Security Broker)の機能を、セキュリティポリシーテンプレートの配布や24時間監視などのマネージドサービスと組み合わせたサービス。

 McAfeeが買収したSkyhigh Networksの製品技術を活用した「McAfee MVISION Cloud」と、ソフトバンク・テクノロジーが持つOffice 365の導入、運用実績と、マネージドセキュリティサービスを統合したソリューションだ。

 CASBとは、Office 365やSlackをはじめとする各種クラウドサービスのセキュリティを確保するために、クラウドサービスと企業システムとの間で利用状況を可視化するツールの総称。企業内で利用が許可されているクラウドサービスにおいて、暗号化や外部共有、監査などが正しく行われているかを把握できるのに加え、企業として利用を許可していない「シャドーIT」の検知も行える。

 Skyhigh Networksの技術をMcAfeeの製品に統合し、クラウドサービスとオンプレミスのシステムを共通のポリシーで管理できるのが特長の一つ。リスクが高いクラウドサービスを分析し、抑制ポリシーの提案などのコンサルティングを行う。また、ソフトバンク・テクノロジーが運用するSOC/NOCで得たインテリジェンスや、同社が提供するマネージドサービスも用いることで、複合的に脅威を分析できるという。

 マカフィーの代表取締役社長を務める山野修氏は、「クラウドサービスが浸透してアプリがSaaS上に移った結果、どこにどんなデータがあるのかだけでなく、設定も見えづらくなり、システム環境の変化を把握するのが難しくなっている。企業にCASBの機能を説明すると、『システム管理周りのサービスも併せて提供してほしい』という要望が多かったことから、ソフトバンク・テクノロジーとの協業を決めた。恐らく、(CASBとマネージドサービスをセットにした)日本で初めてのサービス」と述べる。

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