「iPad Pro/Air」新モデルを5つのポイントで解説 iPad Airも2サイズ展開に!
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月25日 6時10分
5月15日に「iPad Pro」および「iPad Air」の新モデルが発売されました。周辺機器としても「Apple Pencil Pro」といった新アイテムが登場しています。
ここでは、これらの新デバイスについて5つのポイントでおさらいしていきます。
●「Pro」も「Air」も2サイズ展開に
まず、最上位の「iPad Pro」は11インチモデルと13インチモデルの2サイズ展開に。ボディーには再生アルミニウムが採用され、「シルバー」と「スペースブラック」の2種類のカラーバリエーションが用意されています。
ポイントはその薄さで、11インチモデルは5.3mm、13インチモデルは5.1mmに。重さも前世代よりも軽くなっています。
「iPad Air」も11インチと13インチモデルの2サイズが発表されました。カラーバリエーションは「パープル」、「ブルー」、「スペースグレイ」「スターライト」の4色です。先に紹介したiPad Proの仕様と比べてiPad Airの方がやや厚くて重いことも、本世代の特徴でしょう。
●「Pro」はM3を飛ばしてM4チップを搭載
搭載するプロセッサーは、前世代モデルが「M2」チップであったのに対し、新モデルでは「M4」チップを搭載しました。
M4は、第2世代の3ナノメートルテクノロジーで設計されており、CPUには最大4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載。さらに、10コアのGPUは「Dynamic Caching」や「ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディング」「レイトレーシング」などの新機能もサポートします。
そのほか、毎秒38兆回の演算処理が可能なNeural Engineも搭載。Final Cut Proのシーン除去マスクなどの機能を活用する際に、より高速な処理が期待できます。
iPad Proは、Thunderbolt 3/USB 4に対応したUSB Type-Cコネクタを搭載。最大40Gbpsのデータ転送速度をサポートします。またWi-Fiは6Eに対応。
iPad Airは「M2」チップを搭載。前モデルが「M1」だったので、1世代上がったものの、最上位のProシリーズとは差が開きました。接続に関しては、コネクタはThunderbolt 3/USB 4ではないUSB Type-Cを搭載。Wi-Fi 6Eにはこちらも対応しています。
●「Pro」はUltra Retina XDRディスプレイを初搭載
新しいiPad Proでは「Ultra Retina XDRディスプレイ」を搭載。2枚のOLEDパネルを使った「タンデムOLEDテクノロジー」によって、1000ニトのフルスクリーン輝度、HDRで1600ニトのピーク輝度に対応します。
また色や反射に敏感なプロユーザー向けに、Nano-textureガラスのオプションが追加されたこともトピックです。同オプションを選択すると、画質とコントラストを保ちながら周囲の光を拡散させて、映り込みを減らすことができます。
●撮影機器としてのポテンシャルもアップ
iPad Proのカメラに関しては、新しいアダプティブTrue Toneフラッシュを搭載し、スキャン機能が改良されたことがトピックです。
カメラアプリで書類を識別させると、影が写り込む場合には、新しいアダプティブフラッシュを使いつつ、即座に複数の写真を撮影し、スキャンをつなぎ合わせるとのこと。また4つのスタジオ品質のマイクを搭載しており、動画撮影時等の音質が向上したことも見逃せません。
前面のTrueDepthカメラに関しては、配置が横向きで使いやすい位置に変わり、生体認証やビデオ会議での使いやすさがアップしたことがポイントです。
iPad Airについても、フロントカメラの配置が横向き時に上部に来るように変わり、ビデオ通話時の体験が向上しています。
●「Apple Pencil Pro」など新しい周辺機器に対応
新たに追加された「Apple Pencil Pro」を使うと、スクイーズ(指でギュッと押す)操作によって、ツールパレットを表示し、切り替える操作が容易に行えます。こちらは、新しいiPad Pro、iPad Airともに対応しています。
またiPad Pro向けには、「Magic Keyboard」も前モデルより薄く、軽くなったものが用意されています。こちらのカラーバリエーションについては、スペースブラックのアルミニウム製パームレストを備えた「ブラック」と、シルバーのアルミニウム製パームレストを備えた「ホワイト」の2種類が用意されています。
価格については、iPad Proが16万8800円~(税込、以下同)であるのに対し、iPad Airは9万8800円~。今回追加された新機能を鑑みても、プロ向け機材と、汎用機種という棲み分けの傾向がより強くなっている印象があります。買い替えの際には、それぞれの想定用途や予算に応じて、各機種を検討してみましょう
外部リンク
- 今売れている「SIMフリースマートフォン」ランキング10選&おすすめ iPhone SEとモトローラの2万円で買える超コスパモデルが1位、2位に【2024年5月版】
- 10000mAh以上! 今売れている「大容量モバイルバッテリー」おすすめ3選&ランキング 1位はAnkerの3000円で買えるコンパクトなモデル!【2024年5月版】
- 今売れている「USB Type-C充電器」おすすめ3選&売れ筋ランキングトップ10 Galaxy、iPhoneにおすすめのコンパクトなPPS対応モデルやPD対応モデルをピックアップ【2024年5月版】
- 新型「iPhone 15」に買い替え時の人は? 今持っているiPhoneごとにおすすめ度をチェック!
- 最新機種「iPhone 15 Pro」進化したポイント5選 チタニウム素材とUSB-C採用だけじゃない!注目すべき変更点を解説
この記事に関連するニュース
-
iPad、iPad Air、iPad Pro、iPad miniを徹底比較! 誰にどのiPadがおすすめ? 一番価格が安いのは?
オールアバウト / 2024年6月5日 21時15分
-
「iPad」最新ラインアップ解説 Pro/Air/無印/miniの違いは? 現行モデルをチェック!【2024年5月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月31日 6時10分
-
新型iPad Air・iPadの進化ポイントを詳しく解説! 今回“買うべき”なのはどんな人?
オールアバウト / 2024年5月28日 21時15分
-
新「iPad Pro」と「iPad Air」でできるようになった6つのこと|iPad Hacks
&GP / 2024年5月26日 19時0分
-
初めてiPadを購入します。「iPad」「iPad Pro」「iPad Air」「iPad mini」どれを買うべきですか?
オールアバウト / 2024年5月20日 21時20分
ランキング
-
1職場にLINEで出産報告したはずが…… “まさかの誤字”に「笑った」「吹き出したw」と4万9000いいね
ねとらぼ / 2024年6月16日 9時0分
-
2委託先が私物HDD使用、データ削除せず廃棄 「プレミアムバンダイ」顧客情報漏えいの可能性
ITmedia NEWS / 2024年6月14日 12時35分
-
3LINE「Keep」が2024年8月28日に終了、バックアップの取り方は?
マイナビニュース / 2024年6月14日 6時0分
-
4ファミコンなのに美しすぎる! ハードの限界を超えた「グラフィック最高」なレトロゲーム
マグミクス / 2024年6月16日 21時25分
-
5新作『シャドウバース ワールズビヨンド』が2025年春にリリース延期―『シャドバ』では8周年記念キャンペーンを実施
インサイド / 2024年6月16日 22時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)