オンデバイスAI機能も充実! SIMフリーも選べる「Galaxy S24/S24Ultra」を5つのポイントで解説
Fav-Log by ITmedia / 2024年6月18日 6時10分
サムスン電子ジャパンは4月、Androidスマートフォンのフラグシップモデル「Galaxy S24」および「Galaxy S24 Ultra」を発売しました。UltraシリーズはスタイラスペンのSペンが使えるのが特徴です。
ここでは最新世代のGalaxy S24シリーズの注目すべき5つのポイントを紹介していきます。
●ディスプレイがフラットになった
Galaxy S24シリーズのデザインについては、ディスプレイの端末左右側面にあるエッジ部分のカーブが調整され、より広くディスプレイ面を確保できるように改良されたのがポイントです。
従来モデルの「Galaxy S23」では、画面サイズが6.1インチだったのに対し、「Galaxy S24」は6.2インチへと拡大しました。しかし、重さは約168gから約167gへと1g軽くなっています。「Galaxy S23 Ultra」と「Galaxy S24 Ultra」はともに6.8インチのままです。
またディスプレイ端のぎりぎりまで扱えるようになったことで、Sペンを使った手書き操作がやりやすくなりました。
●ディスプレイの仕様もパワーアップ
新モデルでは、ディスプレイの仕様にも改良が加えられています。
最大輝度がGalaxy S23/S23 Ultraでは1750ニトでしたが、Galaxy S24/S24 Ultraでは2600ニトまでアップしました。従来も高輝度なディスプレイでしたが、屋外での視認性がより良くなっています。
またディスプレイの可変リフレッシュレートについても、従来は48~120Hz対応だったものが、S24シリーズでは1~120Hzの幅に対応しています。画面表示の変化がない際の省電力性向上などが期待できるでしょう。
●オンデバイスAIに注目
Galaxy S24シリーズでは、プロセッサーに「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platfor for Galaxy」を搭載しています。これによって純粋な処理性能が上がっただけでなく、オンデバイスAIとクラウドベースAIを活用したハイブリッド型のAI技術を搭載「Galaxy AI」を初搭載したことがトピックです。
円を描くジェスチャー操作で画面上の対象を検索する「かこって検索」や、メッセージ内容の翻訳機能、手書きメモやボイスレコーダーの記録内容のテキスト化や要約など、AIを活用したスマートな操作を使用できます。
●100倍ズームのカメラ
背面カメラについては、Galaxy S24はメイン(5000万画素)+超広角(1200万画素)+望遠(1000万画素)のトリプル構成で、前モデルと大きな差はありません。一方のGalaxy S24 Ultraはメイン(2億画素)+超広角(1200万画素)+望遠(5000万画素)+望遠(1000万画素)となっており、望遠カメラの1つが従来の1000万画素から5000万画素へと高画素化しました。
Galaxy S24 UltraのカメラアプリのUIで、望遠の倍率が0.6倍/1倍/3倍/5倍/10倍となり、「5倍」が新設されているとこにも注目。最大倍率は100倍に対応しており、すべての倍率でAIが補正を行ってディティールを強化してくれることもポイントです。
Galaxy S24シリーズでは、生成AIを活用した編集機能が追加されたこともトピック。撮影後に人物やオブジェクトを移動させるような操作が可能です。
●SIMフリーモデルも同時発売
Galaxy S24シリーズは、NTTドコモとauが取り扱うほか、SIMフリーモデルも同時発売されました。サムスンのフラグシップモデルにおいて、キャリアモデルとSIMフリーモデルの同時発売は日本国内では初めてです。
Galaxy S24の直販サイトでの販売価格は12万4700円(税込、以下同)から。ストレージの容量ごとに以下のような価格で展開されています。
・256GBモデル:12万4700円
・512GBモデル:13万9000円
Galaxy S24 Ultraの直販サイトでの販売価格は18万9700円から。ストレージの容量ごとに以下のような価格で展開されています。
・256GB:18万9700円
・ 512GB:20万4100円
・1TB :23万3000円
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