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ワークマンの「リカバリーウェア」を約1年間着てみた 1000円台の高機能ウェア、実力は?

Fav-Log by ITmedia / 2024年7月19日 5時50分

ワークマンのリカバリーウェアを1年着てみた

 着ることで、疲労回復のサポートが期待できる「リカバリーウェア」。「TENTIAL」や「VENEX」「SIXPAD」など、各メーカーが展開しており話題になっています。

 機能的でリーズナブルなウェア・アイテムを展開する「ワークマン」でも、リカバリーウェア・グッズを取り扱っています。実際に1年ほど着ているので、使用感や感じられる効果などを紹介します(※使用感に関しては、個人差があります)。

●ワークマンのリカバリーウェア「メディヒール」とは?

 ワークマン「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズとは、繊維原料に極小セラミックスの粉末を独自配合した素材を採用したウェア・アイテムのこと。この素材により、身体から放出される遠赤外線が輻射され、結果的に血行を促進するというものです。

 今回紹介する「メディヒール リカバリールームシャツ/パンツ」は一般医療機器届出がされており、疲労軽減や血行促進、筋肉のハリ・コリの緩和、筋肉の疲れの軽減などの効果が期待できます。一般的名称は「家庭用遠赤外線血行促進用衣」、製造販売業者はファーストメディカルとなっています。

 「メディヒール リカバリールームシャツ」の生地(肌面)を触ってみると、少しツルツルとしていてさらっとした肌触りです。素材はポリエステル80%、綿20%ですが、肌面は特殊な素材であることが分かります。

●寝間着として約1年間着てみた

 筆者が「メディヒール リカバリールームシャツ/パンツ」を使うようになったのは、2023年の夏ごろです。2024年の夏で、ちょうど1年が経ちます。トップスは「メディヒール リカバリールームシャツ」、パンツは「メディヒール リカバリールームパンツ」を使っています。価格は各1280円(税込、以下同)と、他社のリカバリーウェアと比べて非常にお手頃です。

 冬場は厚手生地のリカバリーウェアが販売されていたので、そちらを着用していました。

 筆者は寝間着として就寝時に着ています。筆者の場合、デスクワークを中心とした生活を送っており、肩や首のコリがひどく悩んでいました。そのため少しでも疲労感が緩和されるなら……と期待して購入しました。

 実際に着用してみると、次第に体が暖かくなるのを感じました。蒸し暑い日が続く夏だと、この暖かさを不快に感じないのかと思われるかもしれませんが、この暖かさは体の中からじんわりとくるものなので、筆者は不快だとは思いませんでした。

●実際に感じた効果とは?

 実際に「メディヒール リカバリールームシャツ/パンツ」を着てみると、朝起きたときに感じていた肩の重さやどんより感が、少し軽減されているように感じました。もちろん、その日の体調などによっても異なりますが、就寝前に「肩が重い……」と感じていても、翌朝は比較的スッキリしているのです。

 この感覚は、同製品を着用している筆者の夫も感じたようです。夫も1年間ほど使用しており、今では手放せないウェアだと言っています。

●パンツよりも、トップスの方が効果を感じやすい……?

 「メディヒール リカバリールームウェア」を上下そろえて着用しましたが、個人的には上半身の方が効果を実感できました。筆者の悩みが肩こりなのも一因かもしれませんが、朝起きたときの“スッキリ感”は上半身の方があります。

 また、今回紹介したパンツはハーフ丈なので、ふくらはぎなどをカバーできません。そのため筆者は、夏でもロング丈の「メディヒール ルームロングパンツ」(1900円)を着ることがあるのですが、朝起きると裾が膝辺りまでめくれ上がってしまっていることが多いのです。

 ふくらはぎもしっかりカバーしたいなら、記事後編で紹介する「メディヒール カーフスリーブ」を使うとよいかもしれません(※メディヒール カーフスリーブは一般医療機器ではありません)。

 ワークマンの「メディヒール リカバリールームシャツ/パンツ」のカラーはブラックとチャコールの2色展開。サイズはM~LLです。

 リカバリーウェアはさまざまなメーカーから販売されていますが、ワークマンのメディヒールシリーズほど低価格のウェアはなかなかありません。気軽にリカバリーウェアを試してみたい人に、おすすめしたい製品です。

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