おしゃれな「レトロ扇風機」3選 懐かしすぎるボタンやつまみの昭和テイスト、クラシカルなアンティーク調も【2024年7月版】

コイズミ KLF-2035

　暑さの厳しさや電気代の高騰、さらにはリモートワークの普及などもあり、部屋の温度管理コストは過酷なものになっています。そんな室温管理の助けとなってくれるのが、冷房効率を上げてくれる「扇風機」や「サーキュレーター」です。

　今回は扇風機の中でも、デザインがかわいいレトロ風モデルのおすすめモデルを紹介します。

●エアコンと扇風機の併用で冷房効率がアップ

　国際情勢や円安などの影響もあり、電気代が家計を圧迫しています。中でも気になるのが、暑さが増す中、リモートワークなどで自宅にいる時間が増えて酷使され続けるエアコンの稼働コストです。

　エアコンの冷房効率を上げるために、扇風機やサーキュレーターを併用するのも1つの方法です。扇風機とサーキュレーターは一見、同じものに見えますが、その役割は少々異なります。部屋全体を涼しくするためには、上方向にも風を送れるサーキュレーターがおすすめです。一方、1人～2人の体感温度を下げるのには、風量が強く、もともと涼をとるための機器である扇風機が効率的と言えるでしょう。また、扇風機は就寝時などにエアコンを使用しない場合に、単独で使用するのにも適しています。

　扇風機のトレンドとしては、まず「DCモーター」を使用したものが注目されています。DCは「直流」を意味しており、AC（交流）のものよりも省電力で風量も繊細に制御できます。また、デザインにおいてはレトロ風の製品も人気を集めていますので、インテリアにこだわるのであればそちらもおすすめです。

●コンパクトな昭和レトロモデル

　小泉成器のコンパクトな扇風機「KLF-2035」は、足元や卓上で使いやすいサイズ感の製品。和室にもマッチする昭和テイストの懐かしいデザインです。

　つまみによる操作でオン／オフにする左右自動首振りや、「カチッ」と押せる風量調節ボタン、回転式のタイマーなど、デザインだけではなく操作感も昭和の扇風機そのものになっています。Amazonでの販売価格は6380円（税込、以下同）です。

●レトロな卓上扇風機

　SPICE OF LIFEの卓上扇風機「TTST2450BL」は、卓上での個人使用に適したコンパクトなモデル。小さいながらも、ダイヤル式のタイマーや首振り機能など、昭和レトロな扇風機の要素が満載です。

　タイマーは60分まで設定可能で、風の強さは3段階で調節できます。上下の角度調節も可能。USB充電式になっているので、ケーブルレスで使用できます。

　持ち運びも楽なので、デスク以外にもキッチンやテーブルなどで使えます。カラーはグリーン、ピンク、ブルーの3色をラインアップ。Amazonでの実売価格は5000円台前半からとなっています。

●アンティークデザインのおしゃれな扇風機

　ハモサの「RF-0113」は、レトロというよりもアンティークのような印象も与えるおしゃれな扇風機です。

　使い込んだ雰囲気やイメージを出すため、一部塗装のムラやカケ、擦れ等のヴィンテージ加工を施したこだわりの製品です。なお、メッキ部分は経年によりサビが出ることがあるとのことですが、よりスチームパンクっぽい雰囲気が出るかもしれませんね。

　3段階の風量調節と首振り機能を搭載。カラー展開は、ハンマートン素材が高級感のあるブラックと、スチールの滑らかな質感が涼しげなシルバーの2色をラインアップ。ハモサのオフィシャルオンラインショップでの価格は1万9800円となっています。