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「テレビのない生活」を始めて20年 改めて良かったこと、困ったことを振り返る

Fav-Log by ITmedia / 2024年7月26日 5時50分

テレビのない生活を始めて20年。感じたこと(出典:Thom Milkovic/pexels.com)

 テレビから流れてくる情報は非常に多く、しかも簡単に得ることができるので、生活の中にテレビがあるのは自然なことかもしれません。一方、最近では動画配信サービスのみを楽しめる「チューナーレステレビ」が注目されています。そのため、テレビ放送を見ない人も増えているようです。

 実は筆者は、20年ほど「テレビのない生活」を送っています。また、筆者の子供たちは1人暮らしをしていますが、その部屋にもテレビはありません。

 テレビを持つ・持たないに正解はありませんが、この記事では、20年にわたるテレビのない生活がどのようなものなのかを紹介します。

●テレビのない生活を始めた理由

 筆者がテレビのない生活を始めたのは約20年前です。それ以前は家にテレビがあったのですが、家を新築するタイミングで処分しました。我が家には子供が2人いますが、上の子が2歳、下の子が0歳の時です。

 最初に「テレビを手放そう」と言い出したのは夫でした。当時は今のような育休制度はほぼなく、夫は子育てのために会社を辞めた状態でした。

 夫はよく本を読んでおり、ある著者に考え方などの影響を受けていました。その著者がテレビのない生活をしていたので、同じことをしようと思ったのが最初のきっかけなようです。

 筆者自身は、もともとテレビをあまり見ていなかったこともあり、テレビがなくても問題ないと判断しました。

●テレビのない生活って、どんな感じ?

 テレビがあると、リアルな情報を簡単に得ることができ、エンタメ作品を楽しむこともできます。テレビがなくなると、日々の必要な情報が得られなくなってしまうのではないか? と心配されたこともありました。

 ただ筆者はテレビがあった時から、情報についてはインターネットや新聞などで収集していました。テレビを流し見していると、「ニュース速報」のかたちで重大ニュースをすぐに知ることができます。ただテレビが自宅にない筆者の場合は、自身で情報を探さなければ入手できません。

 筆者の場合はパソコンで仕事をしているので、ニュースは定期的にチェックできていました。それは今でも変わりません。

 ドラマなどのエンタメ作品に関しては、今でこそ「見逃し配信」などがありますが、20年前はそのようなサービスはほぼなかったのではないかと記憶しています。そのためエンタメ作品は見ていませんでした。

 今はタブレットで「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」などの動画配信サービスで、エンタメ作品を楽しむようになりました。

●テレビのない生活を続けてきて、良かったこと

 テレビのない生活を20年ほど続けてきて良かったことは、自分時間で動けることです。テレビが自宅にあったときは、何時にどの番組が始まるから……と、テレビ放送に合わせて生活しているときがありました。

 レコーダーに録画することもできましたが、子供はリアルタイムで見たい気持ちが強く、時間に余裕がないときもあったと思います。また、一度テレビをつけるとダラダラと見てしまうことが多く、時間を浪費していると感じたこともありました。

 テレビをなくした後は、自分のタイミングで情報を得たり、エンタメ作品を楽しんだりすることができるようになりました。またダラダラと見続けてしまうこともなくなったので、「時間がもったいない」と感じることが減ったと感じます。

 物理的な話でいうと、テレビを置くためのスペースが必要なくなったので、部屋が広くなったのもメリットの1つでした。現在のテレビは薄型が多く、壁掛けができるタイプもありますが、20年前のテレビはまだ厚く重さもあったので、置き場所も取っていたのです。今はスマートフォンで手軽に動画を見ることができるので、このような感覚はないかもしれません。

●テレビのない生活、困ったことはある?

 テレビのない生活を送っていると、困ったことはない? と聞かれることがあります。筆者自身、あまり困ったことはありません。強いて言えば、子供が学生の時に「家にテレビがない」と友人に言うと、驚かれていたことくらいでしょうか。

 テレビがないことで友人との会話についていけないのでは? と思うかもしれませんが、子供たちは学校でテレビ放送の話をほぼしなかったようです。どちらかというと、ゲームの話が多かったようです。

 生活必需品だと思われていたテレビですが、最近ではタブレットやスマホで簡単に情報を得たり、エンタメ作品を楽しめたりするようになったので、テレビがなくても問題なく生活を送ることができます。

 もちろん、テレビを持っているからこそ得られるメリットもあるでしょう。自分の生活にテレビが必要かどうか、一度考えてみてもよいかもしれません。

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