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危険な状況になるリスクも……ついやってしまいがちな「登山におけるNG服装」5選

Fav-Log by ITmedia / 2024年8月8日 19時0分

※イメージ

 登山は自然の美しさを楽しみながらリフレッシュできるアクティビティ。しかし、適切な服装を選ばないと快適さを損なうだけでなく、危険な状況にもなりかねません。特に初心者の方は、何を着るべきか悩むことが多いはず。

 そこで今回は、「ついやってしまいがちな登山のNG服装」5選とその対策を紹介します。

●登山のNG服装:綿素材のインナーやTシャツ、パンツ

 綿(コットン)素材の衣類は吸湿性が高い上に、一度汗をかくと乾きにくいのが特徴。そのため、外気で汗が冷えて体温を下げてしまうリスクがあります。登山中に体温が低下すると、低体温症の危険性が高まります。

 代わりに、速乾性の高いポリエステルなどの化学繊維やメリノウール(薄手)などのウェアを選ぶことで、快適さと安全性を確保しましょう。

 綿素材のインナーやTシャツはもちろん、ジーンズを着用するのもNG。ジーンズは厚手で乾きにくく、汗をかいた際や雨でぬれた際に不快感が増します。またジーンズは伸縮性が低く、足上げしにくいのもデメリット。登山では着用を避けましょう。

●登山のNG服装:脱ぎ着しにくいウェア

 登山では、動いている時は暑く感じていても、休憩時に急に冷えを感じることが多々あります。また、山の地形や天候条件によっても体感温度はコロコロと変わるもの。常に快適な状態を維持するため、運動量や環境の変化に応じた体温調整が重要です。

 そのため登山では、レイヤリング(重ね着)が基本。例えば、長袖Tシャツ1枚のスタイルよりも、半袖Tシャツの上に登山用シャツやウィンドブレーカーを重ねる、といったスタイルが望ましいでしょう。

 前あきのウェアは登山中に脱ぎ着しやすく、ボタンやファスナーの開け具合でも細かく温度調整できるのでおすすめです。

●登山のNG服装:レインウェアを用意しない

 山の天候は急変することが多く、突然の雨に備えるためにレインウェアは必須アイテムです。登山開始時に着用するつもりがなくても、バックパックに入れておきましょう。

 防水性だけでなく透湿性のあるレインウェアを選ぶことで、ウェア内のムレを防ぎ、快適さを保つことができます。忘れがちなアイテムですが、山の天候に対応する準備を怠らないようにしましょう。

●登山のNG服装:肌の露出が多い

 露出が多い服装は、蜂やマダニなどの虫刺されや岩や枝によるケガのリスクを高めます。特に夏は涼しさを求めてショートパンツやタンクトップを選びがちですが、単体での着用はなるべく避けましょう。スパッツや羽織りを合わせると安全性が高まります。

●登山のNG服装:ヒートテックを着る

 高山や冬山など、気温が低い山ではユニクロのヒートテックを着ようと思う人もいるかもしれませんが、実は不向きなのです。ヒートテックは汗を吸収して発熱する構造のため、登山中にオーバーヒートを引き起こすことがあります。

 また、ヒートテックに含まれるレーヨンは吸湿性が高い一方で、放湿性が低く乾きにくいのが特徴。長い時間インナーがぬれていると、汗が外気によって冷やされ、体温が奪われる可能性があります。

 登山には速乾性と通気性に優れたポリエステル100%のインナーがおすすめ。汗を素早く吸収し蒸発させ、常に快適な状態を保つことができます。

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