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【ワークマン】注目の「新作アウター」って何がスゴイの? 新作ウェア・アイテムを選ぶポイントも合わせて紹介

Fav-Log by ITmedia / 2024年8月30日 5時40分

ワークマンの2024年秋冬新製品発表会に行ってきた

 ワークマンは8月26日、2024年秋冬新製品発表会を開催しました。“着る断熱材”と銘打った注目ダウンジャケット「XShelter(エックスシェルター)」や、ワークマンの防水防寒ウェア史上最多機能を搭載した「INAREM(イナレム) プレミアム防水防寒コート」など、さまざまな秋冬の目玉製品が登場しました。

 この記事では、ワークマンの2024年秋冬新製品を選ぶポイントや、注目製品を分かりやすく紹介します。

●メインテーマは「機能の格付け、始まる。」

 今回の新製品発表会のメインテーマは「機能の格付け」です。格付けする主な機能は、「耐雨度」「防寒度」「ストレッチ度」「美脚度」の4つです。これにより、使用シーンに合った製品を選びやすくなります。

 例えば防水ウェアだと、今までは「とりあえず防水レベルが高いものを買っておくか……」と高機能なものを手に取っていた人が多かったかもしれません。ただ、小雨がしのげれば良いと考えている場合は、そこまで高いレベルの防水性がなくても問題ありません。機能が格付けされることで、より使用シーンに合った製品を選びやすくなり、コストを抑えることにもつながります。

 上記の写真は、レディース用のパンツです。ワークマンのレディースパンツはサイズが幅広く、デザイン展開も豊富です。その中から自分に合ったものを探す際に役立つのが、この格付け表記です。

 パンツのデザインはワイド、スキニー、テーパードに大きく分けられ、それぞれのグレードは3~5の3つに分けられています。このグレードは「低身長さん」「Mサイズさん」「プラスサイズさん」の3つで、より好みのものを選びやすくなっています。

 またレディースの秋冬インナーには、「すっきり着こなす」「敏感肌」「暖かさ重視」「リラックス」など、おすすめの人が分かりやすく表示されており、「あたたかさレベル」が4段階で明記されています。

●注目ウェアは「エックスシェルター」シリーズ

 今回の発表会でもっとも注目されていた製品が、エックスシェルターシリーズです。発表会では、暑さも寒さも感じさせない“無感覚ウェア”として登場。「無感覚って、どういうこと?」と思う人が多いかもしれません。外気温が30度の時に着用しても暑さを感じず、マイナス10度であっても寒さを感じないということを表しているようです。

 着ていることを忘れてしまうくらい、ウェア内を快適な温度や湿度に調整してくれるウェアです。すでに公式オンラインストアで予約販売を開始しており、サイズやカラーによっては在庫切れとなっています(2024年8月29日時点)。

 この快適さの秘密は、ミクロンサイズ粒子の積層素材を採用した「断熱シート」と、外部の光を吸収して熱エネルギーを増幅する「吸光発熱わた」にあります。この2つの組み合わせで、ウェア内を快適な温度(30度ほど)を保ちます。ウェア内側にはサーモメーターを搭載しているので、衣類内の温度を確認することができます。

 また透湿性にも優れているので、暖かい室内に入っても汗をかきません。さらに、高機能な断熱シートを搭載することで、一般的なダウンジャケットよりも薄く軽量なのも特徴の1つです。

 上記の写真は、XShelter断熱シートの性能を実感できる実験シーンです。XShelter断熱シートで作った手袋を手にはめて、中温のアイロンに触っています。素手では一瞬でも触っていられないほどの熱さですが、断熱シートの手袋をはめていれば数秒間触ることができました。熱さはほんのり感じる程度です。

 また温めたホットプレートに、XShelter断熱シートと一般的なナイロン生地を置き、その上に氷を置いた実験も体験しました。ナイロン生地の氷はすぐに溶け始めましたが、断熱シートの方はほとんど溶けていません。この断熱シートの厚さは、約1mm程度と非常に薄いです。

●シューズの高反発素材「バウンステック」のすごさを実感

 ワークマンのシューズといえば、独自開発した高反発素材「BounceTECH(バウンステック)」ではないでしょうか。筆者も、バウンステックを搭載した「アスレシューズ ハイバウンス」を愛用しています。反発力は強すぎず、着地や蹴り出しがしやすいのでヘビーに使っています。

 この発表会では、バウンステックの反発力を実際に確認することができました。バウンステックに鉄球を落としてみると、着地の際にしっかりとバウンドしました。

 ちなみに、会場には「#ワークマン女子」店限定のカラーも並んでいました。

 アスレシューズ ハイバウンスはウォーキングには良いのですが、ランニングとなると物足りないという意見もあったそうです。そこでカーボンを配合した「DRIVEN PLATE(ドリブンプレート)」をソールに搭載した大ヒットシューズ「アスレシューズハイバウンスオーバードライブ」が開発されたそうです。

 シューズ開発の背景が分かると、ますますワークマンのシューズへの愛着がわいてきます。

 2024年秋冬新製品発表会では、多くの新作やバージョンアップされた製品が並んでいました。全ての製品が店頭に並ぶまでにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、ワークマンの公式オンラインストアなどをチェックしておくと早い段階で見つけることができそうです。

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