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今みんなが見てるアニメはこれ! 「Amazonプライム視聴ランキング」3位は『HUNTER×HUNTER』2位は『MFゴースト』1位は…【2024年10月版】

Fav-Log by ITmedia / 2024年10月12日 8時15分

『ダンダダン』(出典:Amazon)

 新旧問わず世界中のアニメや映画が視聴できる「Amazonプライム」。10月の視聴ランキングは、夏アニメから秋アニメに切り替わる時期ということもあり、新作が続々とランクイン。その一方で、夏アニメでありながらトップ10に踏みとどまっている作品もあります。

 今回は「Amazonプライム10月の視聴ランキング(日本)」の上位3作品のアニメを紹介しつつ、ランキング結果の分析を行います。気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてください。

本記事は、Amazon.co.jpのプライムビデオ視聴ランキング(2024年10月10日18:00現在)に基づいてランキングを集計しています

●Amazonプライム10月の視聴ランキング:3位『HUNTER×HUNTER』

 日本を代表する漫画家の1人・冨樫義博氏によって、週刊少年ジャンプより連載が始まったファンタジー冒険活劇『HUNTER×HUNTER』。1998年の連載開始から20年以上経った今でも多くのファンに愛され、累計発行部数は8400万部越えのカルト的な人気を誇る大ヒット作品です。そのアニメ版が先月に引き続き高い人気をキープし、3位にランクインしています。

 X(旧Twitter)のフォロワー数318万人越えの冨樫氏の高い知名度と原作の圧倒的な面白さ、さらにAmazonプライムで6月から8月にかけて『HUNTER×HUNTER』シリーズが劇場版2本も含め順次見放題配信され始めた影響もあって、ランキング上位へ食い込んでいるものと推察されます。

 Amazonプライムでの配信開始によって旧来のファン層以外にも視聴者層が広まっているのか、7月から10月までの4カ月間連続でトップ10入りを果たしており、6月の配信開始以降、安定した人気を獲得している状況です。

 9月4日には約1年10カ月ぶりとなる原作の新刊が発売され、10月7日に発売された週刊少年ジャンプ45号で約1年9カ月ぶりに最新話が掲載されるなど、ファンの熱が再燃するイベントが続いており、こうした点も現在人気を押し上げている要因と言えそうです。

 本作はハンターである父に憧れてプロハンターを目指し旅へ出るゴンを中心に、同じくハンター志願者のレオリオやクラピカなど、ひと癖もふた癖もあるキャラが登場。少年少女たちによる、好奇心を刺激し感動を呼ぶ物語が展開されます。冨樫氏が仕掛ける知能指数の高い設定やストーリー展開を解釈し理解を深めるためにも、もう一度アニメをご覧になってみてはいかがでしょうか?

●Amazonプライム10月の視聴ランキング:2位『MFゴースト 2nd Season』

 走り屋たちの熱い戦いを描いた名作『頭文字D』の未来を舞台に展開される、新たな公道最速伝説『MFゴースト 2nd Season』が2位にランクイン。原作はしげの秀一氏によって「ヤングマガジン」にて絶賛連載中の漫画で、累計発行部数580万部を超えるヒット作です。

 一見すると自動車にスポットライトを当てたややニッチな作品に思われますが、数ある秋アニメの中でランキングトップからのスタートという好調の滑り出しを見せています。夏アニメを含めると全体で2位になるものの、必ずしも車に詳しくないような視聴者層まで幅広く見られているようです。

 物語は世界の自動車のEV化が完了した近未来。そんな中、日本ではガソリン車を使って公道レースを行うモータースポーツ「MFG」が開催されており、世界中で人気を博していました。公道最速の称号を得ようと世界から実力者が集まり、しのぎを削っている中、1人の天才ドライバーが日本へ降り立ちます。

 イギリスのレーシングスクールを卒業し、とある伝説の男から訓練を受けた青年カナタ・リヴィントンはチャレンジャーとして、世界最高峰のマシンが集う公道レース「MFG」への参加を決めます。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどの強力なマシンが並ぶ中、カナタが扱うのはトヨタ86GT。他と比べて非力なマシンで、カナタはレースを勝ち抜くことができるのか、新たな公道最速を決める戦いが繰り広げられます。

 他と比べて劣るマシンで周りをアッと言わせる下剋上的な展開が魅力の1つです。また主人公のカナタ自身が、目的や素性、能力、過去などが分からない謎の天才として描かれており、徐々にカナタの秘密が開示されていく、ミステリー作品のような特徴も備えています。

 さらにカナタの居候先で出会う女子高生&レースクイーンの西園寺恋との、ひとつ屋根の下で繰り広げられるピュアな恋模様、そしてレースを盛り上げる個性的なライバルたちとの戦いや友情劇など、ワクワクドキドキする描写が満載です。

 カナタの日本語がたどたどしく、時折り英語を交えながらルー大柴氏のように喋るなど、思わず笑ってしまうギャグも少なくありません。日本食を体験して素直に「アメイジング!」と驚く姿も好感が持てますし、古代ローマ人が日本文化を褒めてくれる『テルマエ・ロマエ』と似た快感を刺激してくる中毒性の高い作品になっています。こうした諸要素が相まって、原作ファンや車好き以外の視聴者からも注目されているようです。

●Amazonプライム10月の視聴ランキング:1位『推しの子 第2期』

 シリーズ累計1800万部越えの、言わずと知れた大ヒット漫画『推しの子』のTVアニメ第2期が堂々の1位に輝きました。先日10月6日に最終回を迎えたばかりということもあり、ファンの熱はまだ冷めやらず、すでに秋アニメが続々と放送開始となった現在でも、1位を死守している状況です。

 キラキラした芸能界の表と裏を繊細かつリアルに描いた作品で、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏による原作漫画の圧倒的な人気はもちろん、TVアニメもそのハイクオリティーな仕上がりにより高い評価を獲得。脚本、音楽、演技、作画などあらゆる要素が高いレベルで相乗効果を発揮し、群雄割拠な夏アニメの中で最終的にトップの評価を獲得するに至りました。

 また先日集英社から発表された、漫画『推しの子』完結のニュースも注目度を上げる要因になっているものと思われます。集英社によると、11月14日発売の「週刊ヤングジャンプ」50号にて掲載される第166話で最終話を迎えるとのこと。残り4話での最終話にSNSは盛り上がりを見せている状況で、作品への注目が高まっています。

 Amazonプライムでは11月から実写ドラマの配信が開始、12月には映画や2.5次元舞台の公開も控えており、最終話に向けてさまざまな方向からブーストがかけられています。さらに第2期が終了してまもなくアニメ第3期の制作決定が発表されるなど、今年11月の連載最終話を迎えてもなお引き続き話題になることが予想されます。

●Amazonプライム10月の視聴ランキング:トップ10

10位:『水曜どうでしょう』

9位:『損するのは嫌だから』

8位:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期』

7位:『僕のヒーローアカデミア』

6位:『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』

5位:『ダンダダン』

4位:『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』

3位:『HUNTER×HUNTER』

2位『MFゴースト 2nd Season』

1位『推しの子 第2期』

●Amazonプライム10月の視聴ランキング:夏アニメの覇権は『推しの子』で決定! 秋アニメは『MFゴースト 2nd Season』が好調な滑り出しを見せる

 夏アニメから秋アニメに移り変わる10月の視聴ランキングは、放送前から放送中、放送後まで一貫して注目されていた『推しの子 第2期』が首位を獲得。他の夏アニメが続々と最終回を迎え、秋アニメとランキングが入れ替わっている中、『推しの子』は長く1位をキープしており、最終的に他の追随を許さない人気を獲得するに至っている状況です。

 そんな中、秋アニメも注目作が多く、2位の『MFゴースト 2nd Season』から4位の『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』、5位の『ダンダダン』、6位の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』、8位の『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期』まで5作品が新たにランクイン。

 中でも「リゼロ」や「ブルーロック」などの話題作を押さえて、公道レースというややニッチな題材を描く『MFゴースト 2nd Season』が2位という好調なスタートダッシュを切っている点は印象的です。

 扱っている題材はニッチですが、話の展開自体は最近ではやや珍しいくらいの王道少年漫画であり、捻った題材の作品が増えている昨今においては、かえって見やすい作品として目立つことになり、高く評価されているのかもしれません。

 また毎月のことですが、ジャンプ原作の勢いは依然として強く、1位の『推しの子 第2期』や3位の『HUNTER×HUNTER』、5位の『ダンダダン』、6位の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』、7位の『僕のヒーローアカデミア』の5作品がランクイン。

 シリーズものの人気も高く、1位の『推しの子 第2期』、2位の『MFゴースト』、3位の『HUNTER×HUNTER』、4位の『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』、6位の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』、7位の『僕のヒーローアカデミア』、8位の『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期』の7作品が該当。

 一定のファン層に支えられ、ある程度の視聴率が見込める作品が順当にトップ10入りを果たしている状況です。むしろ初放送の作品は『ダンダダン』1作品のみで、シリーズものの強さが極端に目立つ結果となりました。

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